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魅惑のXperia周辺機器 ― 第108回

Qi対応のXperia XZ2でワイヤレス充電器を活用する:Xperia周辺機器

2018年06月03日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 5月31日に、Xperiaの2018年新モデル「Xperia XZ2」がドコモ、au、ソフトバンクから一斉に発売されました。

 最近のXperiaの充電は下部のUSB Type-C端子に、USBケーブルとUSB Type-C対応のACアダプターを接続します。端子に上下の区別がないので、どちらの向きからでも差し込めてラクなうえ、Quick Charge 3.0に対応しており急速充電も可能です。これはこれで重宝していたのですが、Xperia XZ2では新たにQi規格のワイヤレス充電に対応。ケーブルをつながなくてもワイヤレスで充電できるようになりました。

 これは早速試してみなければ! ということで、ソニーモバイル純正のワイヤレス充電器を使う前に、すでに発売済みのAnker「PowerPort Wireless 5 Pad」を先に入手したので試してみました。

 「PowerPort Wireless 5 Pad」は、Qi認証を取得したパッド型ワイヤレス充電器です。充電器は直径約100mmx約9.5mmで薄くて円形、重量は約69g。この丸い形をしたパッドの上にXperia XZ2を置くだけで充電が開始されます。カバンのポケットなどにすっぽり入れられる薄さと軽さで持ち運びも可能です。製品仕様は、入力が5V/2A、出力が5V/1A。

 電源の確保は、付属のmicroUSBケーブルで行います。ACアダプターも接続できるほか、モバイルバッテリーと接続しても使えます。ただし、給電には5V/2A以上の出力の充電器が推奨されており、5V/1A出力の充電器を使用してしまうと過剰に発熱してしまうので注意しましょう。

 せっかくなら、接続端子もUSB Type-Cにしておいてくれると、Qiに対応していない従来のXperiaシリーズも直接つないで充電できる兼用できるのにとも思いましたが、価格的にもそこまで贅沢は言えないでしょう。

 電源を確保してXperia XZ2を充電器の上に載せると、ディスプレイ上に弧を描くラインとQiのマークが浮かび上がり、充電開始を合図してくれます。ディスプレイ上のバッテリーアイコンを見てみると、いつも充電中に表示される稲妻マークのバッテリーアイコンに変化し、充電されていることがわかります。

 給電中はワイヤレス充電器の隅にあるLEDライトが青色に点灯しているので、ここでも確認できます。ちなみにこのLEDライトは、電源を接続した際にも3秒間青色に点灯、続いて消灯するよう動作します。

 ちょっとわかりにくいところは、Xperia XZ2が仮に満充電になったとしても、LEDの青色ライトは消灯せず点灯したままなところ。過充電はしない作りになっているようですが、点きっぱなしだと少々心配になります。

 置くだけでXperiaを充電できるというのはとても便利で、USB端子の抜き差しするというひと手間が省けるだけで、とても快適です。ただし、いくら便利とはいえ適当にポンと載せただけでは、うまく認識されずに充電されない場合もあるので、ある程度は正確にていねいに置く必要があります。

 いろいろと試してみたところ、上の画像程度に置き場所がズレてしまうと充電されませんでした。充電器の表面と裏面は素材感が異なるものの、どちらも抵抗のあるシリコン素材で、いったん載せてしまえば少々のことではズレることはないので、そういった意味では安心です。

 Xperia XZ2を素のまま使う方もいるでしょうが、大半は何かしらケースに入れることが多いと思われます。試しにTPUケースを装着したままワイヤレス充電器に置いてみたところ、問題なく充電が開始されました。

 限界の厚みは約5mmということで、そこまで分厚いケースはそうそうないだろうと思われます。ただし、金属製であったり、磁気を帯びたケースやクレジットカードは、充電時には取り外しておいたほうが良いようです。

 過電圧保護や温度管理、異物探知といった機能も備えており、ワイヤレス充電を使うにあたってありうるであろう、放熱や発熱といった症状への対策もなされています。実際に充電直後に本体を触ってみたところ、ほんのりあたたかい程度で大きな発熱もありませんでした。

 気になるのは、ワイヤレス充電はケーブル接続時よりも充電スピードがものすごく遅くなるのでは? という点。実際にどれくらいの速度で充電されるか試してみました。

 バッテリー0%の状態からPowerPort Wireless 5 PadにXperia XZ2を置いて試してみました。「いたわり充電」をオフにして100%になるまでの充電時間は、5時間ちょっとといったところ。

 直接USB Type-C(Quick Charge 3.0に対応)ケーブル接続で充電した場合は約2時間50分。とすると、ワイヤレス充電は有線充電より時間がかかるという結果です。価格的にはリーズナブルですが、一刻も早く充電したい場合は有線接続のほうが良さそうです。

 とはいえ、日々仕事や遊びに行って帰ってきて、いちいちケーブルを接続して充電しなくても、ポンと置くだけでOKというシンプルライフをXperia XZ2からはじめてみるのは良いかもしれません。

 同じくQiに対応したソニーの純正ワイヤレス充電器「WCH20」も入手したので、次回はこちらを検証してみることにします。

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