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アーム長の伸びた6軸ロボットで工場の設置スペースを削減

エプソン、可搬重量を向上させた産業用ロボット「N6/T6」

2018年05月30日 17時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「N6」(左)、「T6」(右)

 エプソンは5月30日、産業用垂直多関節型ロボット「N6」および産業用スカラロボット「T6」を発表。受注を開始した。

 同社の「Nシリーズ」は折りたたみ式アームにより省スペースな設置が可能な6軸垂直多関節型ロボット。新モデルとなるN6は可搬重量を6kgとし、アーム長さを1000mmへとロングアーム化したモデル。ロングアームのため高い棚へもアクセスでき、棚との距離を詰めてロボットを設置できるなど工場の設置スペース削減に貢献できるとしている。

 「Tシリーズ」は本体とコントローラーを一体化させ設置の簡素化と使いやすさを追求したスカラロボット。新モデルT6は可搬重量6kgとなり、より重い物品の搬送に加えてダブルハンドといった重量のあるハンドの搭載も可能となった。AC100V電源で動作するため、工場の電源環境を気にすることなく設置しやすいという。

 価格は、N6が240万円、T6が89万4000円(いずれも税別)。

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