このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

NETGEAR製品導入事例

テラバイト級の4K/8K映像も扱う10ギガネットワーク必須の業務環境、サウンド・シティに聞く

iMac Pro導入、映像のプロが10GbEスイッチにネットギアを選んだ理由

2018年06月07日 08時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 写真● 曽根田元

提供: ネットギア

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

コストと信頼性、そして“永久保証”がネットギア選択の決め手に

 そこで坪井さんは、10GBASE-T対応のスイッチを購入すべく、すぐに調査を開始した。製品選択のポイントは「コスト」と「信頼性」だったという。

 「予算もないので、ネットのさまざまなサイトを巡って『一番安いのはどれだ?』と探しました(笑)。ただし、いくら安くても信頼性の低い、よく知らないようなメーカーは候補から外しました」

 そんな中で発見したのが、ネットギアの10GbEスイッチだった。実は、サウンド・シティでは数年前にネットギアの1GbEスイッチを購入しており、ネットワーク内に常設しているわけではないが、必要に応じて時々使われていたという。

 「この古いネットギアのスイッチは何年も使っていますが、社内では特に悪い評判はありませんでした。そして価格が他社製品と比べてとても安い。ほぼ迷うことなくネットギアに問い合わせをして、検証機の貸出をお願いしました」

サウンド・シティが新たに導入した10GBASE-T×8ポート アンマネージスイッチ「XS508M」。フロアスイッチとは光ファイバで接続

 ネットギアの対応は迅速で、翌日には検証機が届き、その後はトントン拍子で正式に導入が決まった。坪井さんは、ネットギアの手厚いサービスにも驚いたと言い、それも導入決定の決め手になったと明かす。

 「製品本体に“永久保証”(ライフタイム保証)が付いていることも大きかったですね。製品が故障しても無償で交換してもらえるので、ランニングコストの懸念点がありません。仮に製品が製造終了しても同等品以上に交換してもらえると聞き、こんな手厚いサービスがあっていいんでしょうか、と思いました(笑)」

ネットギアXS508Mを導入した10GbEネットワークの概要図

 ネットギアについて「以前は『スイッチを出しているメーカー』という程度の認識しかありませんでした」と語る坪井さんだが、今回あらためて製品群を調べてみた結果、「ユーザーに選択の余地があり、コストパフォーマンスの良い製品を出すメーカー」だと感じたという。

 「他社の場合、ハイスペックな製品になると“オーバースペック”なものも多いと思います。10GbEスイッチで言うと、当社では必要のない余計な機能が付いていたり、ポート数が多すぎたりして、そのぶん割高でした。ネットギアのスイッチならば機能もポート数も選択肢が豊富にあり、明らかな価格差がありました。購入する際の稟議もすんなり一発で通りましたから(笑)」

 製品に信頼性があり、ユーザーの必要なサイズと機能に合わせて選択ができて、なおかつ安価であること。坪井さんは、ネットギア製品は「ユーザーから見て、とても魅力にあふれている」と高い評価を与える。

 今回、サウンド・シティでは9台のiMac Proを導入した。XS508Mは地下1階、地下3階にそれぞれ1台ずつ導入したが、すでに3台目(5ポートモデルのXS505M)の導入も検討している。最終的にはすべての編集室に10GbEネットワークを敷設して“4K対応”にすると、坪井さんは説明した。「さらにその先には40GbE対応なども考えないといけないかもしれません。早すぎると割高な機器を導入することになりますので、コストも見定めながら、それでも先行的に導入していきたいですね」。

(提供:ネットギア)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事