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パックマンはプリン体の夢を見るか?意外と知らないプリン体のこと

世代別「PA-3版パックマン」ゲーム王決定戦

2018年05月22日 11時00分更新

文● ムラリン/ASCII

提供: 明治

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おっさん歓喜!あのパックマンの特別バージョンが遊べる!

「パックマン」が世に登場したのは1980年のことだ。当時15歳の中学生だった私は、それをボーリング場か何かで初めてプレイしたような気がする。ゲームセンターはすでに存在していたような気もするけど、私のゲームフィールドはもっぱらボーリング場だった。テーブル筺体ではなく、スタンド型の筺体だった。

 今でこそ誰もが知っている名作ゲームだけど、発表当初はかなり斬新で、それ以前のゲームにはないスリルと達成感、可愛らしいキャラクターで、瞬く間に人気ゲームになり、遊技台が空くのを順番待ちしたものだ。

 その後も次々と続編がリリースされたり、家庭用ゲーム機に移植されたりと、かなり幅広い年齢層で遊ばれているのはご存知の通りなのだけど、そのパックマンのニューバージョンが遊べるとの情報が入ってきた。しかも、今度はスマホやPCで遊べるウェブゲームとして。

「明治プロビオヨーグルトPA-3」が、特別版パックマンをつくったというのだ。

 でもなんでヨーグルトとパックマン??

ヨーグルトとパックマンの気になる関係

 「明治プロビオヨーグルトPA-3」は、「プリン体と戦う乳酸菌」というキャッチコピーを打ち出すヨーグルト。

「プリン体」という言葉くらいは聞いたことがある人は多いと思うけど、じゃあ、プリン体っていったい何?という質問に答えられる人はあまり多くないのではないか。はい。私もそうでした。せいぜい、「ビールに入ってるのかな?」くらいの認識。

 「明治プロビオヨーグルトPA-3」のWEBサイト内にある、「プリン体ビギナーズガイド」によると、プリン体はDNAに含まれる成分であり、実は生物の活動に必要不可欠なエネルギー源とのこと。そして、ビールだけじゃなく、ほぼすべての食べ物に含まれているのだとか。それは知らなかった。

 プリン体は体内で分解されて尿酸になり、最終的には尿などと一緒に排出されるのだそう。健康を考える上で大事なのは、取り入れるプリン体の量とそれを排出する量のバランスを取ることらしく、プリン体が気になる人は、1日のプリン体摂取量目安の400mgがどれぐらいのものなのか、知っておいたほうが良さそうだ。

 今回登場したPA-3版パックマンは、健康にも少し気を遣うようになってきた我々40~50代くらいの年齢層の人や、発売当初のパックマンで遊んだ世代の人に、プリン体についてもっと知ってもらおうというPA-3のキャンペーンというわけ。

 PA-3にはカップタイプとドリンクタイプがあり、キャンペーン期間中は、パッケージもパックマンがプリントされているスペシャルデザインになっている。

 そんなわけで、早速PA-3版パックマンを遊んでみた。

 お。なんか、すごくにぎやか!画面を彩る美味しそうな食べ物がそこかしこに(笑)。久しぶりだし、なかなかやりがいがあるな。

 パワークッキーを食べてゴーストを撃退した際に、ランダムで食品がゲットできる。ゲームクリアー後には、ゲットした食品にプリン体がどのくらい含まれているか確認でき、プリン体について学べる仕組みになっているのだ。

年代別パックマンバトル勃発!

カクッチ「パックマンじゃないですか!なつかしー!でも、ちょっと違うような?」

ムラリン「お。カクッチもパックマンで遊んだ世代?これは明治のPA-3っていうヨーグルトのキャンペーン版だよ」

カクッチ「リアルタイムではないですけど、古いアーケードゲームをテーブルにしている喫茶店があって、そこにいとこのお兄ちゃんに連れてってもらってよく遊びましたね」

ムラリン「カクッチは今40代だっけ?」

カクッチ「そうですけど、僕の時代でもパックマンはありましたよ。僕はアーケード版で遊んだのが最初ですけど、ファミコン版とかもありましたし」

ムラリン「とはいえ、リアルタイムで遊んだ50代の俺にはかなうまい」

カクッチ「何を言ってるんですか。ゲームならどんなのでも負けませんよ。特にパックマンは結構得意なゲームです!」

ムラリン「じゃあ、勝負するか!どうせだから、30代のやつも一人入れよう。パックマンを遊んだことのありそうな人って誰かな?」

カクッチ「ハッチとかやってそうじゃないですか?」

ムラリン「よし、それじゃあ、ハッチも加えて3人で勝負だ!優勝者は、PA-3を1カ月分貰えるということにしよう。負けた2人はその代金を支払うということで(笑)」

ハッチ「何を人がいないところで勝手に話を進めてるんですか」

ムラリン「お、ハッチいたのか」

ハッチ「通りかかったら名前が聞こえたんで来たんですよ」

カクッチ「ちょうどよかった。パックマンやったことない?」

ハッチ「いや、僕もパックマンは小さいころ遊びましたけどね。たしか、プレステ版のナムコミュージアムに収録されていたので遊んだのが最初かな?」

ムラリン「それなら話は早い。1カ月分のPA-3を賭けて勝負ね!」

ハッチ「いや、まずくないですか?」

カクッチ「何が?」

ハッチ「リアルタイムでゲーセンでやりこんだお二人が30代の僕に負けちゃ」

ムラリン「なにを!負けるわきゃねーってんだよ!俺のパックマン愛を見せちゃる!!」

 そんなわけで、パックマン勝負となった3人だが、ここでルールを説明しておこう。

 というのも、このPA-3版パックマンは、通常のパックマンと少々勝手が違うのだ。

PA-3版パックマンの主な仕様

・基本ルールは同じ。画面上のすべてのクッキー(ドット)を食べきったらクリアー

・昔のパックマンとはコースデザインが違う
・1面のみ
・クッキーを食べていくうちにパックマンのスピードが落ちていく
・PA-3を模したアイテムがあり、食べるとスピードアップする

・フルーツターゲットは出現しない
・スコアーはない
・パワークッキーを食べ、ゴーストを撃退すると食品をゲット

・クリアー後にゲットした食品のプリン体情報が見られる

 以上を踏まえたうえで、勝負のルールを決める。

パックマンバトルルール

・まず、スコアーがないので、すべてのクッキーを食べてクリアーすること
・その上で、ゴーストを撃退し、ゲットした食品の多い人の勝ち
・ゲットした食品の数が同じ場合は、総プリン体数値が低いほうが勝ち

 最後のルールはもう運になってしまうけど、それはそれで面白いので採用した。

バトル中にパックマンの思い出を語りだすおっさんたち

 いざ、ゲームスタート!

 このPA-3版パックマンは、PCでもスマホでも遊べるが、今回は同じ条件で、ということでPCのブラウザー版で遊ぶことに。

 まずは50代代表のワタクシ、ムラリンから!

ムラリン「そういえばさ、本家のパックマンは攻略法があったんだよね。何面はこういうルートを通っていけばゴーストに捕まらずにクリアーできるっていう。その情報が売られていたりもしたんだよ」

カクッチ「そうなんですか!攻略ルートがあることは知ってましたけど、そんな情報が売ってたんですね。それは、当時を知らないと分からないですなぁ」

ムラリン「あと、クリアー後にアニメーションが入るの、あったでしょ?2、5、9、13、17面のクリアー後にパックマンとゴーストがちょっとした寸劇みたいなのをするデモ」

カクッチ「ありましたねー。あれ見たさに次々クリアーしたくなるってとこもありましたもんね」

ムラリン「そうそう。ああいう カットインみたいな演出をゲームに取り入れたのもパックマンが最初 なんだよね」

ハッチ「ゲームデザインもそうですが、いろいろエポックメイキングなゲームですよね」

ムラリン「よし!クリアー!そこそこゴーストも撃退したし、けっこういい線いったんじゃないか?!」

 私がゲットした食品は7種類。焼き鳥盛り合わせ。豚肉の生姜焼き。天ぷらそば。あさりのバター炒め。きつねうどん。ビーフシチュー。焼きそば。

 とはいえ、どう見てもプリン体が多そうな食品ばっかりな気が……(笑)。

 なかでも焼き鳥盛り合わせには1人前337mgのプリン体量が。これだけで1日の摂取量目安、ほぼ使っちゃうじゃん!

 続いて40代代表・カクッチのチャレンジ。

カクッチ「そういえば、パックマンといえば ファミコン版の前にMSX版も出た んですよね」

ムラリン「そうなんだー。俺MSX持ってなかったからなぁ。アーケードの次はファミコンだったな」

カクッチ「MSX向けのナムコットってレーベルがあったんですよ。ファミコン版も同じくナムコットレーベルです」

ムラリン「へー。そういや、MSXは持ってなかったけど、昔あった LSIゲームにもパックマンがあった んだよね。トミーから出てた。それは持ってたわ。ナムコからちゃんとライセンスもらって作られたものだったんだよ」

カクッチ「僕の遊んでた ゲームボーイ版は通信ケーブルで対戦できるようになっていた んですよね」

 カクッチも無事クリアー。ゲットした食品は8品目。ペペロンチーノ。お造り3点盛り合わせ。冷奴。餃子。ざるそば。さばの味噌煮。きんぴらごぼう。醤油ラーメン。

 ここで私の敗退が決定!

カクッチ「昔どれだけやりこんだか知りませんが、初見のマップではやはりゲームセンスがものを言うようですな」

 くーっ!!屈辱!!!

カクッチ「それに、僕の好きなペペロンチーノがプリン体39mgと、意外とプリン体が少なくて驚きました」

 そして最後は30代代表・ハッチ!

ハッチ「なんか、みなさんゲームしながらウンチク語ってますが、僕が分かるのは、 Googleがパックマンの30周年(2010年)を記念して、パックマン仕様のロゴをつくって実際に遊べた 、みたいな最近のことくらいですかねぇ」

カクッチ「あったなー、そういうの! Googleのロゴがハロウィンとか特別な日に変わるって話題になってたころだよね」

ハッチ「あと同じく30周年のときに、 サークルK・サンクスで、パックまんという中華まんが売られた んですよ」

ムラリン「そうそう。敷紙に、パックマンの豆知識が書いてあったんだよね」

 などとパックマントークで盛り上がっていたが、成績は振るわず、ハッチのゲットした食品は5点。五目チャーハン。麻婆豆腐。握り寿司。酢豚。鶏肉の唐揚げ。

ハッチ「まぁ、リアル世代じゃありませんし。そんなことより、鶏肉の唐揚げ5個でプリン体159mgって意外と多くないですか!?」

 この瞬間、栄えある第1回パックマン選手権は、カクッチの優勝が決定!

 くそー!くやしいけど仕方ない。だが、俺達のパックマン愛は僅差だった!次は負けん!

 ところでみんな、プリン体について、少しは理解できた?

カクッチ「意外な食べ物のプリン体量が多いのにびっくりしましたね」

ハッチ「正直、食べ物食べるときにプリン体のことなんか考えたことなかったですけど、こうして数字を出されると、ちょっと気になりますよね」

ムラリン「プリン体って=ビールってイメージあるけど、俺は、お酒飲まないからさ、プリン体とか全く無関係だと思ってた。どんな食べ物にでも含まれてるってのが、一番衝撃的だったかな」

 これからも健康的に食事を楽しみたい人は、一度このパックマンを遊んでみることをお勧めしたい。今まであまり気にしていなかった、身近な食品に含まれるプリン体について知るいい機会になると思いますぞ!

また、このゲームでゲットできる食品のプリン体情報をコンプリート(全38種)し、応募した人の中から抽選で1000名に「明治プロビオヨーグルト」ギフト券がプレゼントされるらしい。パックマンなら、若い子よりも我々世代が俄然有利!はりきって遊んで、ついでにヨーグルトもゲットしちゃおう!

提供:明治

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