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特別企画@プログラミング+ 第30回

2018年4月26日 (木)『バーチャルYouTuberの導入実践と展望 〜メディア、ビジネス、教育までをも変えるVTuber革命を知り尽くす3時間〜』

4月26日「バーチャルYouTuber人気の理由」を3時間で知り尽くす講座を緊急開催!!

2018年04月20日 21時00分更新

文● 広田 稔、杉本 敏則/ASCII

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「バーチャルYouTuber」人気が “今” 起こっているのは理由がある、がテーマの講座を緊急開催!!

 2017年末からウェブ上のさまざまな動画共有プラットフォーム(YouTube、SHOWROOM、Mirrativなど)にて、まるで示し合わせたかように多数のバーチャルキャラクターが動画配信者として注目を集めています。彼(彼女)らの存在は一般的な呼び名として「バーチャルYouTuber」あるいは「VTuber」とされており、現在も日を追うごとにそのアカウント数と存在感を増し続けています。念のため「名前は聞いたことがあるけれど動画自体は観たことがない」という方向けに、編集部員の個人的趣味で恐縮ですが、人気VTuberである輝夜 月(かぐや るな)ちゃんの動画をご紹介します。

 急速な勢いでさまざまなVTuberアカウントが登場するなか、各種メディアもそれらの動きに応じて特集的な企画を次々にリリースし始めています。ニコニコ大百科では「数が多すぎて把握しきれない」VTuberアカウント情報を集約するためのキャンペーンとして「バーチャルYouTuber百ッカソン」を2018年4月から実施。CG・映像技術の専門誌『CGWORLD Vol.237(2018年5月号)』では、特集として「わいわいバーチャルYouTuber」が組まれ、表紙も人気VTuberである電脳少女シロちゃんが堂々たる姿を見せています。

 上記は事例におけるほんの一端に過ぎず、VTuberアカウントの急増に伴い、挙げきれないほどの関連事象や企業参入などが相次いでいる現状。VTuberシーンをかねてから追いかけていた方であっても、今いったい何が起きていて、そしてどうしてこの急激な流行が生じたのが “今” なのか、理解・説明するのは難しいと言えるのではないでしょうか。

 そこで角川アスキー総合研究所では、2018年4月26日(木)に、この界隈を最初期から追い続け報じ続けてきたジャーナリストである「PANORA」広田 稔 氏と共に、流行の経緯~ビジネス活用事例の把握~今後の展望までを3時間で効率よく集中的に知っていただける講座を緊急開催いたします。

 講座の詳しい内容は、下記の広田氏によるご紹介文をお読みください。募集・告知時には明かせないVTuberを手掛ける担当者の登壇者も決定しております。是非ご注目ください。

講座内容について(文:PANORA 広田 稔 氏)

 このところインターネットで大きく注目を集めているのが、YouTubeを中心に活躍している「バーチャルYouTuber(VTuber)」です。人のように生き生きとキャラクターが動いて、YouTuberのように身近なネタを披露してくれるというスタイルが受けて、続々と新しいVTuberがネットデビューを果たし、一説には千人以上いると言われている状況です。

 その中でトップを誇るキズナアイは、見た目の可愛さとちょっと抜けてる性格のギャップが受けて、執筆時点でチャンネル登録者数が合計で約250万、累計の総再生数は約1億4400万と非常に注目を集めております。

 特に海外人気が高く、3月には日本政府観光局(JNTO)の訪日促進アンバサダーに就任して、日本の文化を紹介する動画を投稿しています。日本でも、KADOKAWAが『キズナアイ 1st写真集 AI』を発売したり、4月からBS日テレで冠番組の「キズナアイのBEATスクランブル」がスタートしたりと、ネットを飛び出した活躍を見せています。

 バーチャルキャラクターやバーチャルタレントは、CG技術の商用化が進んだ90年代から過去何度も仕掛けられてきましたが、なぜ今のタイミングでVTuberがヒットしたのか。その背景や技術的な仕組みを解説しつつ、今後の広がりについても紹介していきます。

当日の講座:予定カリキュラム

パート1「バーチャルYouTuber(VTuber)とはなにか?概要講義」

 バーチャルYouTuber(VTuber)と呼称をされている現象が、技術的・文化的にどのような歴史を持って今の流行を迎えているかから、VTuberの形態・代表的な動画、そして企業や営利活動を含めて今後いかなる広がりを見せていくかについて、包括的な現象理解をするために必要な概説を、PANORA・広田氏より講演いただきます。

 ちなみにPANORA・広田氏とキズナアイちゃんとの関わりについては、上記のインタビュー動画や、2018年2月に公開された『こんなにかわいいAI、人類史上初めて バーチャルYouTuber「キズナアイ」2万字インタビュー』を是非お読みください。

パート2「VTuberを巡る企業の取り組みについてのご紹介」

社名はお出しできませんが業界トップのシークレット登壇者にもお話いただきます。

 2018年現在のVTuber業界トップを牽引している企業担当者などから、自社VTuberプロジェクトについての取り組みをご紹介いただきます。VTuberの自社ビジネス活用などを現在・今後ご検討されている方にとって必聴となるパートです。

パート3「今後実現していく技術的に注目なプロジェクトに関するご紹介」

今回登壇いただくアルファコード社が先日参考展示された、静止画からバーチャルYouTuberを生み出せるツール(写真は広田氏によるもの)。

 デバイスや開発環境の進化と一般化によって、VR/AR技術が幅広い人々にとって活用しやすくなった状況が、VTuberの急激な流行を技術的に後押ししています。ここではVTuberを支える技術やサービスを手がける企業のキーマンに登壇いただき、注目のプロジェクト事例紹介や、技術的経緯から今後のVTuber現象がどのような展望を持っているかまでを多角的にご紹介します。

※上記パート終了後、お名刺交換などの交流時間を設けます。

講座開催概要

バーチャルYouTuberの導入実践と展望 ~メディア、ビジネス、教育までをも変えるVTuber革命を知り尽くす3時間~

  • 日時:2018年4月26日(木)18:00~21:00
  • 会場角川第2本社ビル(東京都千代田区富士見2-13-3)
  • 主催:株式会社角川アスキー総合研究所
  • 対象者:バーチャルYouTuber(VTuber)の活用について興味をお持ちの個人・団体・企業などの方向け
  • 参加費:8千円(税込)
  • 参加お申込みPeatixページをご覧ください

登壇者のご紹介(順不同)

広田 稔 氏

1978生まれ。VRジャーナリスト、パノラプロ代表取締役。アスキー、アスキー・メディアワークス(現KADOKAWA)にて雑誌の編集者、ウェブ媒体の編集記者を経験後、独立。アップルやインターネットサービスを専門に取材する中、昨今のVRムーブメントに出会い、2013年より取材を始める。その後、専門媒体の必要性を感じて2014年11月に「PANORA」を立ち上げ、VRエヴァンジェリストとして活躍する。

佐々木 拓 氏(株式会社アルファコード VE部 部長)

1984年生まれ。ITインフラを提供している株式会社IDCフロンティアにて、エンタープライズ系の社内システムからEC、ゲーム、広告、メディアなどのインフラ基盤の提案を幅広く担当。2016年、株式会社アルファコードのバーチャルエンターテインメント事業を担うVE部の部長に就任、現在に至る。

大前 広樹 氏(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社 日本担当ディレクター)

Unity Technologiesの日本担当ディレクター。Unityの中の人の一人としてさまざまな難しい問題の解決に尽力するほか、日本のゲーム開発コミュニティの一員としてゲーム開発がもっと楽しくなる活動に注力。また、BBT大学でゲーム開発について教えたりもする。

遠藤 諭(株式会社角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員)

月刊アスキー編集長などを経て、2013年より現職。角川アスキー総研では、スマートフォンとネットの時代の人々のライフスタイルに関して、調査・コンサルティングを行っている。また、2016年よりASCII.JP内で「プログラミング+」を担当。著書に『ソーシャルネイティブの時代』、『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著、アスキー新書)、『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座』(講談社)など。

登壇者は追加される場合がございます。最新情報はPeatixページをご確認ください。

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