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ミキラボ 子どもと一緒に楽しむ3分科学第5回

風船に大量の画びょうを刺しても割れない なぜなのか?

2018年04月23日 12時00分更新

文● 五十嵐美樹

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 今回は、風船を使って簡単にできるドキドキの科学実験をご紹介します。風船をもらったときに、いつ割れるのかとヒヤヒヤしながら遊んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?

 特にとがった場所や針の上ではバンッ! と一瞬で割れてしまうイメージがある風船ですが、実は必ずしもそうではありません。画びょうを使った実験をとおして風船にかかる力の原理を学び、どんなときに割れるのか探っていきましょう!

準備するもの

 今回の科学実験で使う材料は、すべて100円ショップなどで購入可能です。

【材料】
・画びょう
・風船
・養生テープ
※ガムテープでも可能です。幅が大きいものを選んでください。

 はじめに、画びょうをひとつ用意し、とがった方を風船に刺すとどうなるでしょうか?

 勢いよく割れてしまいますよね(※大きな音が出るので、チャレンジする時は気をつけてください)。ここまではイメージのとおりですが、実はとがった画びょうに押し付けても風船が割れない方法があるのです。

割れない風船の実験手順

 テープの粘着面を上側にして平らな机の上に置き、両端をテープで止めて動かないように固定します。テープに画びょうのとがった方を上向きにして、すき間なくたくさん並べていきます。

 たくさんの画びょうの上に風船をおき、上から押し付けると……

 なんと、とがっている画びょうに当たっても風船は割れません!

割れない風船の秘密

 画びょうがひとつだと力が一ヵ所に集まるので風船が割れてしまいます。ですが、画びょうの数を多くすると、そのぶん力が分かれるので風船は割れません。

 画びょうと画びょうの間が離れてしまったり、画びょうが少なすぎると力が分かれないので風船は割れてしまいます。

 風船にかかる力について学びながら、ぜひみなさんもドキドキの実験にチャレンジしてみてくださいね!

 この科学実験と解説は、動画でもご覧いただけます。

注意事項
・画びょうで怪我をしないように、取り扱いには充分に気をつけてください。
・風船が割れるときは大きな音がでますので、気をつけてください。
・小学生など低年齢の子どもが実験するときは、必ず保護者の指導のもとで実施してください。

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