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「G-Master Luminous RGB」の性能とライトアップパーツをチェック

Aura Syncでド派手に光るサイコムのゲーミングPCは実況配信も快適な性能

2018年04月17日 17時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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「G-Master Luminous RGB」

 ゲーミングパソコンといえば、高速なCPUとGPUを搭載しているのが特徴だが、実はもうひとつ性能とは関係のない特徴がある。ライトアップ機能だ。メーカー製のゲーミングマシンでは定番となっているもので、デスクトップはもちろん、ノートでも多くのLEDを搭載し、好みの色で光らせることができる製品が多い。

 もちろんライトアップ機能があるのはメーカー製だけではない。CPUクーラーやファンはもちろん、マザーボードやケースまで、ライトアップ機能を装備したPCパーツは数多く販売されているだけに、自由にカスタマイズして楽しんでいる自作パソコンファンもいるだろう。

 しかし、ゲーミングパソコンの定番となるBTOパソコンはどうだろうか。直接性能に関わらない部分だけにライトアップ機能を搭載した製品は少なく、あったとしてもLEDテープの追加でケース内を光らせる、もしくはケースファンにLEDを搭載した製品を装備しているといった、一部が光るだけというのがほとんどだ。パソコンを自作できる人でなければ、ド派手なライトアップは楽しめないというのが今までだった。

 そんな状況を打破してくれたのが、サイコムの「G-Master Luminous RGB」。ASUSの“Aura Sync”に対応したライトアップパーツをふんだんに使い、自作パソコンに負けないライトアップ機能を実現しているのだ。今回はG-Master Luminous RGB内で利用されている各ライトアップパーツを中心に紹介していく。

ゲーミングの頭脳と心臓ともいえるCPUとGPUの性能をチェック

 各パーツをみていく前に、まずはG-Master Luminous RGBのゲーミングマシンとしての実力をチェックしてみよう。試用機は、CPUがCore i7-8700K、GPUがGeForce GTX 1080というハイスペックなゲーミング構成となっていた。この性能があれば、最新の3Dゲームを楽しみながら実況配信をしてもゲーム画面が遅くならず、快適に、そして高画質での配信が可能となる。

 ざっくりとゲーム性能を知るために、CGレンダリング速度からCPU性能を計測する「CINEBENCH R15」、比較的軽めなMMORPGの代表となるファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」(最高品質、フルHD、フルスクリーン)、これとは反対にかなりの重量級となるFINAL FANTASY XVのベンチマークソフト「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(標準品質、フルHD、フルスクリーン)という、3つの定番ベンチマークを試してみた。

6コア12スレッドで高クロック動作のCore i7-8700Kを積んでいるだけに、結果は1419cbとかなり高い。実況配信も余裕でこなせる実力がある
搭載しているビデオカードはASUSの「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」。OCモデルとなるだけにGeForce GTX 1080搭載としてはスコアが高く、GeForce GTX 1080 Tiに迫るほど
FF15ベンチは重量級となるため画質は標準品質としたが、スコアが11498と高く、あと500ほどで「非常に快適」に届くまで伸びていた

 搭載されていたビデオカードがオーバークロックモデルとなる「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」ということもあり、同スペックの中ではゲームベンチ結果が高めで、上位のGeForce GTX 1080 Tiに迫るほどとなっていた。

ふんだんに使われているライトアップパーツをチェック!

 G-Master Luminous RGBは、どこが光るのかと聞かれると返答に困ってしまうほど多くの個所が光るのだが、ひとつずつ紹介していこう。まずはマザーボード。ASUSの「ROG STRIX Z370-F GAMING」は、背面IOパネルのカバー部分にLEDが仕込まれており、この部分が光る。

IO部分のカバーに5つのLEDが内蔵されており、ここだけでもライトアップPCとして楽しめるようになっている

 レアなところでいえば、メモリーにG.SKILLの「Trident Z RGB」を採用しているところだろう。このメモリーは上部にLEDを装備しており、別途ケーブルなどを装着しなくてもライトアップ機能が使えるという優れものだ。大きなヒートスプレッダーを備えるため熱にも強く、安定性、OC用途などとしても活躍してくれる。

メモリーを光らせられるというのはなかなかレア。光らせるためだけに、メモリースロットをすべてを埋めたくなる

 CPUクーラーには、Cooler Masterの「MasterLiquid ML120L RGB」を採用。「MasterLiquid Lite 120」にライトアップ機能を追加したモデルだ。ラジエーターサイズは12cmとコンパクトだが、しっかりとした冷却性能をもつ簡易水冷クーラーとなっている。ラジエーターファンが光るだけでなく、水冷ヘッドのロゴ部分も光るという点にこだわりを感じる。

ライトアップ機能を搭載した簡易水冷クーラー。ラジエーターファンはもちろん、水冷ヘッドもしっかりと光る

 一番ド派手に光っているのが、ケース内に装着された3つのファンとLEDテープ。実はこのファン、装着している向きを見てもらえればわかる通り、排気ファンの役割よりもライトアップを重視した配置となっている。LEDテープと同じ役目だが、ケース内全体を照らすLEDテープよりも動きがあるぶん、よりゲーミングらしさが感じられるのではないだろうか。

ケース内でひときわ光っているのが、3つのケースファンとLEDテープ。ケース内全体を照らしてくれる

 ちなみにこのファンはIN WINの「POLARIS」。デイジーチェインに対応しているため、短いケーブルで複数のファンを接続でき、最小限のケーブルで増設できるというメリットがある。また耐震性のゴムスタンドを採用し、ノイズレベルも20.2dBと低い静音ファンでもある。

ファン同士の接続は短いケーブルのみ。デイジーチェインに対応することで、マザーとの接続は1本のケーブルで行なえるようになっている

 最後になってしまったが、もちろんケースも光る。フロントパネルのIN WINロゴと、USBなどのインターフェースの周囲部分だ。内部がこれだけ派手だとおとなしい印象があるが、むしろそのシンプルさが好ましい。

ケースのフロントパネルもしっかりと光り、ライトアップPCの存在感をアピール

性能に影響しない部分にもこだわりがほしいなら!

 パソコン、とくに性能が重要となるゲーミングではスペック重視で選んでしまいがちだが、せっかく高価なマシンを買うのであれば、見た目にもこだわりたい。基本的なゲーミング性能が高く、ド派手なライトアップ機能まで装備したG-Master Luminous RGBは、そういった要望にしっかり応えてくれるBTOパソコンだといえるだろう。

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