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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第205回

主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較

2018年04月16日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII編集部

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2年間のトータルコストでは月1GBならQua phone QZの勝ち

 料金比較では2年間のトータルコストを比較する。各社のオンラインショップで本体を購入し、1人で利用することを想定。料金プランはなるべく安いものを選択した。ただし固定回線とのセット割引、端末下取り、auのアップグレードプログラムEX、ソフトバンクの半額サポートは適用していない。

 すべて税込だが、各項目小数点以下四捨五入をしているため本来の請求額とは若干異なる可能性もある。

  ドコモ「MONO
MO-01K」
au「Qua phone QZ」 ソフトバンク
「Android One S3」
新規契約
(一括/実質)
2万5272円 3万2400円 3万720円
機種変更
(一括/実質)
2万5272円 3万2400円 3万720円
MNP
(一括/実質)
2万5272円 3万2400円 3万720円
基本使用料 カケホーダイライト auピタットプラン(シンプル) スマ放題ライト
1836円 下記に含む 1836円
通話定額 1回5分定額 なし 1回5分定額
Web接続 spモード LTE NET ウェブ使用料
324円 324円 324円
データ定額 データSパック(2GB) auピタットプラン(~1GB) データ定額ミニ(1GB)
3780円 2894円
/3974円
3132円
その他 docomo with ビッグニュースキャンペーン  
-1620円 -1000円
2年間トータルコスト 12万8952円~ 9万8592円~ 15万7728円~

 最安となると、3機種とも毎月の割引(月々サポート、毎月割、月月割)が適用されない、データ容量が小さい料金プランを選ぶことになった。

 最安はQua phone QZ。2年トータルで10万円切り。格安スマホ並だ。本体価格は一番高いものの、「auピタットプラン」を最低料金で済ませることができれば最安となる。ビッグニュースキャンペーン(5月31日まで)も適用され、1年間は毎月1000円引きも効いた。ただしこれは月の通信量を1GBまでに抑えることが条件。それ以上になるとパケット定額は、最大(20GBまで)月6998円になってしまう。

 続くのがトータル12万円台のMONOで、こちらは本体代が最安。毎月ずっと1620円が割り引かれる「docomo with」の対象機種なので、 2年3年と長く使えば使うほど得になる。また3機種のなかでデータ通信容量が月2GBなのもポイントと言える。

 Android One S3は15万円台と一番高くなってしまった。他の2機種が全員に適用できる割引があるのに対し、こちらは最安プランでは適用できるキャンペーンが無い。ただし学割先生や、みんな家族割など条件をクリアできれば適用される割引もあるので、人によってはまだ安くなる余地はある。

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