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ペン入力やキーボードの使用感をチェック

美しい液晶に驚き、東芝12.5型ノートPCの入力の完成度は一見の価値あり

2018年04月12日 09時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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「dynabook VZ82/F」

 dynabook VZ82/Fは、東芝クライアントソリューションのクラムシェル型の2 in 1ノートパソコン春モデルだ。

 第8世代CoreプロセッサーのCore i7-8550U(1.8GHz)を搭載し、ストレージには標準で1TB/500GB SSDを採用(選択可)。標準構成で優れた処理性能と読み込みの早さを実現している点が特徴だ。

 harman/kardonと協業で仕上げたスピーカー品質や耐久性、モバイル性など魅力は多数あるが、今回は、ディスプレー性能と、最大の特徴でもあるペン入力、そしてキーボードによる入力に絞って紹介する。

発色が極めていいディスプレー

ディスプレーの発色が極めていい。チューニングによる最適化と、ダイレクトボンディング構造が理由だ

 dynabook VZ82/Fのディスプレーは12.5型でフルHD(1920×1080ドット)と、スペックだけでみると特別優れているわけではなく、標準的。

 ところが、開いてみると、その発色のよさに多くの人は驚くはずだ。デフォルトで設定されている山頂から陽が差し込んでくる壁紙もまた、コントラストと色調が強調されたような編集がされていて、うまい演出だと思うのだが、それを抜きにしてもこのディスプレーの発色は美しい。

 理由として、dynabook VZ82/Fのディスプレーは、製造の段階で色調を補正(チューニング)されており、パネルの製造段階で生まれる発色の個体差を正し、最適な発色になるように仕上げている点があげられる。

 もう一つの理由は、ディスプレーパネルとガラスとの間に隙間を設けない「ダイレクトボンディング」という構造だ。これにより、パネル本来の性能をダイレクトにユーザーの目に届けられ、スペック以上に美しく感じられるわけだ。こういった、地味にも思える細かな工夫を重ねて、パーツの性能を極限まで引き出している点は、さすが老舗のパソコンメーカーであるといえるだろう。

ペン入力も快適! これならアナログの代わりになる

筆圧検知2048段階のデジタイザーが付属している

 標準で付属するペンは、単4乾電池で駆動する静電容量式だ。筆圧検知は2048段階で、ペンタブレットの入門機~中級機にも匹敵する性能を実現している。

 静電容量式、2048段階の筆圧検知だけでも優れているが、dynabook VZ82/Fの場合は、ペン先位置を本体側で把握し、斜めに傾けてもユーザーが狙った位置に筆跡が残るような仕組みになっている。

 説明を聞いただけだとイマイチよさがわからなかったのだが、使ってみると、確かに、アナログで紙に書いている感覚に近いのである。

文字は紙に書いたときの筆跡とそっくりになった。電子の筆跡特有のデフォルメがされず、字が下手な人が書くと、下手になる

 アナログ的な感触を実現しているもう一つの大きな要素は、ガラスの上に貼付されたフィルムだ。これがペン先とのあいだに摩擦を生み、適度な抵抗を生み出すようになっている。パネルに直に書くと、なんとも嫌なツルツル感があるのは、ペンでデジタルデバイスに入力したことのある方はご存知だろう。原始的だが、優れた仕様である。

 これらの要素が組み合わさって、本当に紙に書いているかのような書き味を実現している。同社は早い段階でペン入力を取り入れた2 in 1ノートを開発していたが、初期の製品と比較すれば、比べ物にならないほど使い勝手が向上している。ペン入力に重きを置くユーザーには強くオススメしたい。

筆圧なども正確に検知してくれるので、イラストなども書きやすいだろう

キーボードは素早いレスポンスが魅力

キーは横長の長方形で、少々独特。キートップが凹んでいて、安定して入力できる

 dynabook VZ82/Fのキーボードは、キーピッチこそ19mmと広いものの、縦の長さが短い長方形の形状を採用している。

 正方形のキーボードに慣れていると、はじめの内は少々違和感を覚えるかもしれない。しかし、キートップにおよそ0.2mmの凹みを設けて指への吸い付きをよくしたり、パームレストのパーツと一体成型にしたフレームで剛性を保ってたわみを抑えたりなど、快適に入力できる工夫が盛り込まれており、快適だ。

 むしろ、12.5型のサイズに対して、ほとんど無駄なくキーが配置されている印象で、これくらいの余裕を持って性能の高いキーボードを搭載している点は流石。

 ストロークも1.5mmと十分に確保されており、キーボードに不満を覚える人は少ないのではないだろうか。問題になるとしたら、やはり長方形の形状と、それによるひとつひとつの面積の狭さだが、このキーボードは押し込んでから入力を受け付けるまでのタイミングなども理想的で、慣れると、なぞるように素早く入力ができるタイプのキーボードだと感じる。できれば、購入前に一度触れてみるといいだろう。

入力の完成度の高さは一見の価値あり

 ペン入力、キーボード含めて、入力に対するレスポンスのよさや、快適な使い勝手、細かな部分までチューニングされたことによる心地よさは、使ってみて初めてわかるメリット。公式通販サイトでの価格は22万4640円と、やはりスペックに比例して高額だが、会員登録をするとクーポンによる大幅な値引きが受けられる。購入時は会員登録をしよう。

 コストパフォーマンスという意味では、dynabook VZ82/Fに勝るモデルはたくさんあるが、使わないとわからない部分を丁寧に仕上げ、奇抜さよりも、「ユーザーが快適に使える」ところにコストを割いたモデルならではの上質感は、ぜひ一度体感してほしい。

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格15万5304円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook VZ82/Fの場合、東芝ダイレクトの直販価格は21万1680円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は15万5304円(4月6日現在)からとなっている。16GBメモリー、1TB SSD搭載モデルも6万7176円引きで18万9864円(4月6日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

試用機の主なスペック
機種名 dynabook VZ82/F
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD
ディスプレー 12.5型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子、Thunderbolt 3(USB Type-C)端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅299.0×奥行219.0×高さ15.4mm/約1.099kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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