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壁に貼れるほど薄い有機EL最上位モデル「W8P」。デザインは従来モデルを踏襲 |
LGエレクトロニクス・ジャパンは4月12日、有機ELテレビ5シリーズ10モデル、4K液晶テレビ4シリーズ11モデルを発表した。
画像エンジンを刷新 画質が向上した有機ELテレビ
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有機ELおよび液晶テレビの主な機能の違い |
有機ELテレビは、2017年に登場した超薄型フラッグシップ「W7P」の後継モデル「W8P」を皮切りに、「G8P」「E8P」「C8P」「B8P」の5シリーズを展開。ラインナップと発売日、予想実売価格は以下の通り。
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有機ELテレビの画面サイズ、発売日、予想実売価格 |
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W8Pのデザイン性を継承しつつ、壁掛けモデルではなく据え置きを意識した「G8P」 | W8Pと同じくG8Pのスピーカーは別体型。透明な台に埋め込まれているようなデザインだ |
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スピーカー内蔵タイプの「E8P」。65V型のほかに55V型も用意 | E8Pはガラスカバーを採用しており、スタンドから画面が浮いているようなデザイン |
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最大77V型モデルを用意する「C8P」 | 30万円台から買えるコストパフォーマンスモデル「B8P」 |
新製品は有機EL専用の画像処理エンジン「α9 Intelligent Processor」を採用(B8Pを除く)する。
α9 Intelligent Processorでは、ノイズリダクション処理を従来の2倍となる4段階で実施。ノイズ低減処理を2回、バンディング(グラデーションなどの色ムラ)低減処理を2回行なう。
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「α9 Intelligent Processor」の処理工程 |
また、シャープネスやコントラスト処理も従来の方式から変更しているほか、色空間のコントラストを強調した上で正確な色再現を実行する。色再現の際に参照するデータベース(ルックアップテーブル)も大幅に拡大している。
このほか、USB経由で4K/120pの映像の再生が可能となっている。
B8Pを除くすべてのモデルでチューナーが3チューナーとなり(B8Pは2チューナー)となっているほか、全機種ともHDRは「HDR 10」「HLG」「Dolby Vision」およびTechnicolorのHDR方式に対応。オーディオは「Dolby Atmos」に対応している。