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iPadとApple Pencilで、失った筆記能力を取り戻してみる

2018年04月07日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 遅まきながらiPad Proを買った。12.9インチの64GBセルラーモデル(アップルだと10万9944円)。今年から建設会社勤務となり、仕事で使えるモバイル機が必要だったので、特に迷うこともなく選んだ。ヒンジやキーボードなど、故障リスクのあるメカニカルパーツが多いラップトップより、いまはタブレットの方が色々と合理的だ。

 アップルの製品とはいえ、最近ではExcelやWordなど、お堅い仕事に必要なアプリは一通り揃っている。まだ使ったことはないけれど、あの弥生会計のクラウド版まであるので、特にパソコンでなければできない作業はない(はず)。

 セルラーモデルは、車の移動中はカーナビとしても使えるのがいい。Google Mapはメーカー純正装着のカーナビより優秀だ。ただ、車内で使うには12.9インチは大きく重すぎ、サードパーティーから車載ホルダーはほとんど出ていない。それが唯一、失敗したかなと思える点だ。

なぜかアッポーペンも買った

 iPad Proのなにが良くてなにがダメなのかは、発売から2年以上経ったいま、特に言うことでもないだろうが、オーディオには素直に驚いた。横に持っても、縦に持っても、ステレオで聴こえる。なんだこの技術。

 上下の隅に1つずつ、計4つのサウンドホールが開いていて、持つ位置によって左右の信号が追従してアサインされるようだ。さすがに縦持ちでは幅が狭いので音場感に乏しいが、横持ちなら言うことなし。これについては12.9インチで良かったと思った。帯域特性に関してもMacBook Airよりはるかにバランスが取れている。

 音楽やビデオ鑑賞なら、正にニアフィールドリスニングということになるのだろうし、シンセ系のアプリの場合は、手にしている筐体がまさに振動を発生しているわけで、単なる入力装置を超えた、楽器としての一体感もある。

 本当ならケースは使いたくなかったが、仕事に使う必要から、エレコムの「TB-A17L360」を買い、机に置ける場合は、Happy Hacking KeyboardのBluetoothモデルをつないで使っている。縦置きにすると、往年のNECの名作、高過ぎて買えなかった「PC-100」のたたずまいを思い出させてくれて良い。それ以外は「ATOK」の片手フリック入力で対応している。

 しかし、せっかくiPad Proならということで「Apple Pencil」も一緒に買った。知り合いの絵を描く偉い人が「いやー、iPad ProとApple Pencilの組み合わせは最高だよ。よっちゃんも買えばいいのに」と、何度も言われたからだ。

絵を描く偉い人の記事:
iPad Pro2台の変態仕様で見開き漫画を描くのはあの漫画家

 と言われたところで、画伯のように絵が描けるわけでもない。しかし、ペンといえばなんというか、実は、私の字はひどい。特に漢字がとてもひどい。義務教育で習う漢字もろくに書けない。

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