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耳をふさがない新感覚イヤフォンがワイヤレス化ambie「wireless earcuffs」

2018年04月05日 21時30分更新

文● 編集部

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 ambie(アンビー)は4月4日、耳をふさがずに音楽が楽しめる新しいスタイルのイヤフォン「wireless earcuffs」を発表した。さらに発売日の4月5日、有線タイプの従来製品のユーザーを対象にしたイベントを実施し、新製品を披露した。

 sound earcuffsは、耳の中に入れて使う一般的なイヤフォンとは異なり耳の縁に装着して使う。耳をふさがないため、音楽を聴きながらでも周囲の音が聴ける“ながら聴き”という新しいスタイルを提案しているのが特徴だ。周囲の音と音楽がなじむ独特なリスニング体験が得られる。一方で指向性が高いので、周囲にほとんど音が漏れることがない。シェアオフィスなど、様々な人が集まって働く場所でも便利だろう。

 これまでは有線接続モデルのみが提供されてきたが、今回Bluetoothモデルも投入。ドライバーやイヤカフの部分は従来機と同じで、6色のカラバリが用意されている。

 イベントでは開発責任者の三原良太氏がプレゼンテーション。

 「sound earcuffsは、定額ストリーミングサービスの訴求が始まったタイミングで販売を始めた。着目したのはプレイリスト。ユーザーがどう使うかを軸に曲が選ばれているケースが多いのに気づいた。“自分のなりたい姿”や“やりたいこと”に合わせて音楽を選ぶようになっているのではないか、という仮説からスタートした」

 しかし身の回りのデバイスを見回すと音楽を聴くためには、イヤフォンやスピーカーしかない。イヤフォンでは周囲が聴けないし、スピーカーは逆に周囲に音が漏れてしまう。「ここに音楽を制限する要素がある」というのが三原氏のアイデアの発端だ。そこで「聴きながら、聞こえる」という体験を提案できる、製品開発を始めた。オープンイノベーションとしてソニーの協力を得ながら、会社を立ち上げることもでき、この1年間、好調な販売ができたという。

 となると、ワイヤレス版の投入も必然的。開発に当たっては、耳に負担が少ないネックバンド型を選択した。ワイヤレス化によってストレスも減る。従来機種では、付けていることを忘れるほど自然に使えるが、逆にイヤフォンを意識しないので、パソコンなどで作業している際に、線がつながっていることを忘れたまま席を立つといった失敗もしてしまっていたという。

 wireless earcuffsは連続6時間の再生が可能。HD Voice対応によってクリアーな通話が可能とのこと。リモコン部には曲の再生/一時停止や着信に使えるボタンを備える。首にあるボタンで、音量調整ができる点は、周囲の騒音に応じて音の大きさを調整したいといったニーズにもこたえられるとした。また、着信時には耳に装着していないことも想定して、バイブレーション機能を付けた。

 このほかNFCペアリングやGoogle アシスタントやSiriの呼び出し機能も持つ。なお、イヤピースは取れやすい面があったため、今回から接着することにした。もともと着脱時に力がかかったら安全のために外れる仕組みだったが、ユーザーの利便性に合わせた改良だという。価格は1万2000円+税。直販サイトのほか、e☆イヤホン、タワーレコード、蔦屋家電、蔦屋書店、ビームスなどで販売中だ。

 ビームス社長室 新規事業部の児玉正晃氏と、CINRA編集長の柏井万作氏を招いたトークセッションも開催された。音楽を聴くスタイルの変化やファッションの軸で様々な話題があった。

 「ストリーミング配信によって、音楽だけでなくポッドキャストなどトークを聴く機会が増えている。ながら聴きに適しているからでは」(柏井氏)

 「スポーツと音楽という意味では先日、登り5時間かかる雪山で使用してみた。山は本当に無音でそれを楽しむ面もあるが、そこでも音楽を聴けるし、本体も軽く負担も少なかった」(児玉氏)

 また三原氏は「モチベーションコントロールのために使っている。帰宅時に通る公園の前では常に同じ曲(ゆらゆら帝国の『つぎの夜へ」)を聴くが、ここで一日の整理がついて、夜よく眠れる」などとコメントしていた。

 一方、「音楽を楽しむスタイルが変わり、様々な選択肢が取りうる中、悩みもある」と話す三原氏に、児玉氏から「イヤフォンに限らず、ambieという名前で、新しいジャンルの製品を発明してみてはどうですか?」と提案も。これに対して三原氏は「生活を彩って豊かにできるなら、音楽に限定していない。そのためのサービスやソフトも開発している。皆さんの声を聞かせていただいて、思いつかせてください」とコメントした。

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