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キャパシティ予測分析などの新機能でパフォーマンスやコストの自動最適化を進める

ヴイエムウェア、「vRealize Suite」最新版製品群を発表

2018年04月02日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ヴイエムウェアは2018年3月30日、クラウド管理プラットフォーム「VMware vRealize Suite」の最新版製品群を発表した。ハイブリッドクラウド全体にわたる自動運用機能、IT自動化、生産性向上機能の強化によって、これまで以上にクラウド運用を簡素化、効率化するとしている。

「VMware vRealize Suite」は、ヴイエムウェアおよびサードパーティ製のハイブリッドクラウド環境の運用管理自動化/最適化を実現する管理スイート

 今回の発表では、新たに「vRealize Operations 6.7」「vRealize Automation 7.4」「vRealize Business for Cloud 7.4」「vRealize Orchestrator 7.4」「vRealize Log Insight 4.6」「vRealize Suite Lifecycle Manager 1.2」の各製品が発表されている。

 vRealize Operations 6.7では、新たに「キャパシティ分析エンジン」が搭載された。ARIMAモデルを採用したこの分析エンジンが、キャパシティ利用における周期性や傾向、スパイクなどを検知し、マルチクラウド環境全体にわたるより正確なキャパシティ予測とプランニングを可能にする。また、新しいキャパシティ管理機能はコスト分析機能を含んでおり、IT環境の適正なサイジングと効率的なコスト削減が実現する。

 またvRealize Operations最新版では、予測分析と強化された自動ワークロードバランシングの機能を活用し、パフォーマンスの自動最適化も実現する。「ソフトウェアライセンスコストの削減」「パフォーマンスに関するSLA順守」といったビジネス上の目的、またビジネスクリティカルなアプリケーション向けの余裕あるリソース確保などの運用上の目的に基づいた、ワークロードの自動的かつ継続的な最適化を図る。

 なおヴイエムウェアが昨年買収、統合したクラウドネイティブアプリケーション向けのモニタリングツール「Wavefront by VMware」との連携機能、新しいユーザーインタフェースなども備えている。

 vRealize Automation 7.4では、新たに追加した20種類のブループリント、GitLab、Hadoop、Jenkins、MongoDBといったアプリケーションやデータベースなど100種類以上のOVFファイルが提供され、アプリケーションの開発や導入を迅速化する。また新機能として「カスタムフォームデザイナー」が追加され、カタログ項目に対するさまざまなサービスリクエストフォームをIT部門が簡単に作成できる。マルチテナント機能も拡張している。

 vRealize Suite Lifecycle Manager 1.2では、ヴイエムウェアやパートナーが提供するソリューションをすぐに導入できる「マーケットプレース」が製品内で提供されるようになった。たとえば、vRealize Operationsの管理パックやvRealize Log Insightのコンテンツパック、vRealize Automationのブループリントやプラグインなどを提供している。また、ITコンテンツのライフサイクル管理機能も追加されている。

 今回発表されたvRealize Suite製品群は、2018年5月4日までに提供開始予定。

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