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T教授の「戦略的衝動買い」 第474回

PSIONの再来 物理キーボード付きスマホ「GEMINI PDA」を衝動買い

2018年03月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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本体を閉じた状態で電話もできる

液晶側面に16個小さな穴の開けられたスピーカー、キーボード横に、イヤフォン端子、充電用とHUB機能付きのUSB Type-Cポート、マイクロフォンの3つ

液晶側面に16個小さな穴の開けられたスピーカー、キーボード横に、イヤフォン端子、充電用とHUB機能付きのUSB Type-Cポート、マイクロフォンの3つ

 GEMINI PDAの外装部分を簡単に紹介すると、まず上ブタである液晶部分の左右側面には各々16個小さな穴の開けられたスピーカーがある。

 本体の向かって左側にはイヤフォン端子と、充電用とHUB機能付きのUSB Type-Cポート、マイクロフォンの3つが並ぶ。

同じく液晶側面にスピーカー、キーボード横には、左からマイクロフォン、USB Type-Cポート(単一デバイス接続用のUSBポート+専用HDMIケーブルによる映像出力)、スマートボタンが配置されている

同じく液晶側面にスピーカー、キーボード横には、左からマイクロフォン、USB Type-Cポート(単一デバイス接続用のUSBポート+専用HDMIケーブルによる映像出力)、スマートボタンが配置されている

 反対側の側面には、同じくマイクロフォン、USB Type-Cポート(単一デバイス接続用のUSBポート+専用HDMIケーブルによる映像出力)、スマートボタン (フタを閉めた状態での着信オフフックやオンフック機能など)が配置されている。

液晶カバー側を開くとほんの少しキーボードに傾きができ上がる

液晶カバー側を開くとほんの少しキーボードに傾きができ上がる

 液晶画面をオープンしたGEMINI PDAを側面下側から見るとすぐに理解できるが、液晶の開閉をサポートするヒンジ機能の金属板が、液晶を開いた状態では下側に膨らみ、GEMINI PDA本体をテーブルから持ち上げるスタイルとなる。

液晶画面を開くと、ロゴマークと商品名の記述されているヒンジ部分の金属がバネの役割を果たし飛び出す構造になっている

液晶画面を開くと、ロゴマークと商品名の記述されているヒンジ部分の金属がバネの役割を果たし飛び出す構造になっている

 この機能で、キーボードでの文字入力時には適度なスラント(傾き)を確保できる。液晶画面を起こすとキーボード全体が前にせり出す過去のPSIONのキーボードほどのインパクトはないが、金属の復元性を上手く使った極めて合理的かつ軽量なギミックだ。

 GEMINI PDAはキーボードを使用せずに閉じた状態でも、スマートフォンとしての音声着信機能がサポートされているようだ。 着信があると、一般的なスマホと同じく任意の着信音が鳴る。続いて着信を受ける場合は、受話器を上げるオフフック機能を先述のスマートボタンが提供してくれる。

 スマートボタンを押して、GEMINI PDAをごく普通の伝統的なスタイルで口と耳に近づけると、内部の加速度センサーが自動的に判断して、GEMINI PADは瞬時に自動で、いずれかの端をマイクとし、もう一方をスピーカーとして設定してくれるとのこと。

 右利き/左利きやその時の姿勢次第で、どういう持ち方になるか予測のつかないシチュエーションでは、GEMINI PDAを持ってただ電話に出ればいい、という極めてナチュラルな解決方法だ。

5個のLEDランプをカスタマイズ発光できるアプリ「LEDison」が付属するが、作ったユニークな光るパターンを今はまだ通知やアプリに割り振れない。残念

5個のLEDランプをカスタマイズ発光できるアプリ「LEDison」が付属するが、作ったユニークな光るパターンを今はまだ通知やアプリに割り振れない。残念

LEDisonアプリは極めて簡単にLED発光のパターンを創作できる。早くユーザーカストマイズができるようになってほしい

LEDisonアプリは極めて簡単にLED発光のパターンを創作できる。早くユーザーカストマイズができるようになってほしい

 GEMINI PDAに搭載されるユーティリティーアプリ「LEDison」でユニークなLEDライトの光るパターンを作成し、イベントや人に割り振ればより一層楽しく活用できそうだ。

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