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マウス・キーボードで、働き方改革を進めよう 第2回

マルチタスクをこなすならトラックパッドより「MX Anywhere 2S」

作業速度・疲れにくさ・簡単さの総合力で、ノートでも高機能マウスがおすすめ

2018年04月06日 11時00分更新

文● 岡安学 編集●ASCII

提供: ロジクール

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 岡安です。先日高機能マウス「MX Master 2S」を紹介しました。「いかにExcelの作業が快適になるか」を検証してみましたが、そのために延々と辛い作業を強いられました。もはや不信感しかない感じです。

 そんな愚痴も言いたくなるなか、またもや編集部から呼び出しがありました。テーマはまたもやマウスです。MX Master 2Sよりも小型で持ち運びしやすいマウスがあるから、ぜひ検証して欲しいとのことです。

 「単純作業をまた延々と繰り返すのは嫌だ」とごねていたら、作業するのは、筆者ではなく、なんと女子大生とのこと。その様子を見て、記事にまとめます。ということで、登場してもらったのが、都内の理系大学で、文系の学部に通う長谷川真希ちゃん。東京理科大学の経営学部所属。女子大生広報ユニットPRJDでも活動中。文系だけどパソコンはそこそこ使えるそうです。

 今時の若い子としては「珍しいんじゃないかな~」と思います。ちなみにMacは初体験だとか。

 今回は彼女にMacのタッチパッドによるジェスチャー操作を覚えてもらい、ジェスチャー操作と同じ操作をマウスのボタンに組み込んだとき、「どちらが使いやすいか」を検証してみることにします。

複数指のジェスチャー操作は、便利だけど全部覚えるのが難しい

 早速、彼女にジェスチャー操作について解説していきます。ASCIIの読者であれば、MacBookのジェスチャー操作がなんであるかはご存じかと思います。とはいえ一応、どんな操作かについて、説明をしておきます。

スマホ世代だけあって、パソコンの使用頻度はそれほど高くないとか。でも、授業などで使用するので、一通りのことはできますと意気揚々。

 「Multi-Touch ジェスチャ」はMacBookに搭載されているトラックパッドに指で触れ、さまざまな操作ができる機能です。スマートフォンの「タップ」や「フリック」の操作を「ノートパソコンでもできるようにしたもの」という感じでしょうか。

 シンプルなものでは「タップをすればクリックしたのと同じ」になります。いわゆる「右クリック」も「指2本のタップ」で代用できます。2本の指を「開いたり、閉じたり」すれば「ピンチイン、ピンチアウト」。2本指で上下にスライドすれば、ブラウザの「スクロール」もできます。

 とまあ、このへんまではスマホの操作に似ていて入っていきやすいのですが、「3本指でタップして単語を検索」したりとか、「親指と3本指を広げると、デスクトップの表示」「4本指で上にスワイプするとMission Controlの表示」など、MacBookでは様々なジェスチャーが用意されています。「なるほど」と思う反面、数が増えるとちょっと頭が混乱してきますね。

 アップルのサイトなどで調べると、ジェスチャーには20近くの種類があるようです。使いこなせば強力ですが、すべて覚えるのには時間がかかりますし、ちょっと使わなかったりするだけで、すぐに忘れてしまいそうです。結局また調べて、時間を消費するのでは、本末転倒という部分も。

トラックパッドの操作をテスト中。トラックパッドの使用に関してはとくに問題なく扱えています。

ジェスチャー操作をひとつずつ確認中です。スマホのフリック操作にはない操作を覚えるのがちょっと大変。

 複雑な操作は初心者には少しハードルが高いかもしれません。

 「Macはあまり慣れていない」と話す真希ちゃんですが、Multi-Touchジェスチャ自体は便利と感じた様子。マウスをドラッグしたり、ショートカットキーを使わずに、さまざま操作ができるので「超便利」と感動しておりました。直感的で慣れてくれば優れた操作体系と言えそうです。

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