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USB3.1接続ならHDDはPC内蔵と遜色ない速度で活用可能!

耐衝撃性に優れる「IronWolf」は外付けHDDに最適!その活用法とは

2018年04月02日 15時30分更新

文● 藤田忠 編集●ジサトラ ハッチ

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外付けHDDケースはUSBに挿すだけでストレージを増設できる。複数台搭載可能なモデルなど、ラインアップ豊富で用途にあわせて選べるのが魅力だ

 写真や動画などのデータの保管先にベストといえる大容量HDDは、低価格化が進んでおり、最安クラスなら4TBでも1万円切り台に突入。もう容量の残りを気にしながら、データの取捨選択をする必要はなくなっている。

 HDDはPCに内蔵するだけでなく、ネットワークに接続することで、PCやスマホなどからデータにアクセスできるNAS(Network Attached Storage)での運用も有効だが、NASはコスト面や設定などで若干導入の敷居が高い。ネットワーク経由でスマホからデータを閲覧したり、外出先からデータにアクセスするのにはとても便利だが、そうした使い方よりは、挿せば使えるといったシンプルでわかりやすい方が良いという人には、USBケーブルで接続する外付けHDDケースに入れて運用することをオススメしたい。

 導入は外付けHDDケースにHDDを入れて、USBで接続するだけと非常に簡単で、USB3.0/USB3.1 Gen1/USB3.1 Gen2をサポートする製品なら、PC内蔵時と遜色ない読み書き速度を発揮できる。

 USB接続の外付けHDDケースは多くのメーカーから発売されており、ラインアップは豊富だ。たとえば、数千円前後から購入できる安価な外付けHDDケースや複数台のHDDを搭載し、RAIDをサポートする製品などさまざまだ。一般的にHDDの固定にはネジを使うが、ネジを使わずに固定できるものなどもある。

 そんな外付けHDDケースと組み合わせるHDDにオススメしたいのが、SeagateのNAS向けシリーズの「IronWolf」だ。同社のHDDには、一般用途向けの「BarraCuda」シリーズもあるが、「IronWolf」は24時間365日駆動やRAIDのサポート、そして振動によるデータの読み書きエラーを抑える「RVセンサー」の搭載と、さまざまな用途向けの製品がある外付けHDDケースとの相性も抜群だ。

売れ筋容量となっている4TBの「ST4000VN008」。耐振動性を向上させる「RVセンサー」など、「IronWolf」シリーズの特徴を網羅している
加速度センサーは、HDD裏面の基板に搭載されている。振動や外部衝撃によるトラッキング性能の低下を抑える
Seagate製HDDのシリーズごとの違い
シリーズ名BarraCudaIronWolfIronWolf Pro
用途デスクトップPC、ホームサーバー、外付けストレージ常時稼働PC、SOHO PC、NAS商用システム、エンタープライズNAS
容量8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TB、500GB12TB、10TB、8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TB12TB、10TB、8TB、6TB、4TB、2TB
キャッシュ256MB(8/6/4/3/2TB)、64MB(3/2/1TB)、32MB(500GB)256MB(12/10/8/6TB)、64MB(4/3/2/1TB)256MB(12/10/8/6TB)、128MB(4/2TB)
ファームウェア-AgileArrayAgileArray
RVセンサー-搭載(12/10/8/6/4TB)搭載
対応ドライブ・ベイ数-1〜8台1〜16台
年間通電時間2400時間8760時間8760時間
平均故障間隔(MTBF)55万時間100万時間120万時間
製品保証期間2年保証3年保証5年保証

 とくに「IronWolf」シリーズの4TB以上に搭載されている「RVセンサー」は注目で、振動が大きくなるネジで固定しないで取り付けるタイプの外付けHDDケースと組み合わせる際も安心だ。外付けHDDは、手軽に持ち運べるため、運ぶ際の耐衝撃は意外に重要だ。価格だけを見れば、「BarraCuda」の4TBモデルは、9000円台と数千円「IronWolf」よりも安いが、データ保管の安全性を考えたら、保証期間も長い「IronWolf」にしておいた方が良いだろう。

スタンド型など、複数HDDを抜き差しできるタイプは、汎用性高いがHDDをネジで固定しないので、振動の影響は大きくなる

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