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スマートウォッチの便利な使い方 講座 第7回

両手が自由に使えるからエクササイズが捗る

スマートウォッチなら筋トレを自動検出&自動カウント

2018年03月16日 09時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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腹筋やスクワットの回数を体の動きから自動でカウントしてくれる

 桜の開花が近づき、体を動かしたくなる季節がやってきました。新年度を迎える前に、縮まった体をほぐし、ため込んだ脂肪を引き締めたいところ。Android Wear 2.0のスマートウォッチには、「Fitエクササイズ」アプリが標準で入っており、さまざまなスポーツやトレーニングのメニューが選べます。スマホと違って両手が自由に使えるので、体の動き妨げることなく、しっかり計測できるのがスマートウォッチの良さ。Fitエクササイズで、健康な体づくりをはじめてみませんか。

※スマホとスマートウォッチのOSとAndroidアプリのバージョンによって動作が異なります。

この記事に使用したOSとアプリのバージョン:
スマートフォンのOS:Android 7.0、Android Wear:2.8.0.183316206.gms
スマートウォッチ:Android OS 8.0.0、Android Wear:2.9.0.185193291

※表が表示されない場合は、オリジナルサイトでご覧ください

スポーツ、筋トレ、日常行動まで、あらゆるエクササイズが選べる

 Fitエクササイズは、Google Fitと連動するエクササイズアプリです。スマートウォッチはサイクリングや腕立て伏せ、テニスやゴルフなど手を使うスポーツのトラッキングができるので、スマホのアプリと併せて健康管理に使うと効果的です。起動後の画面には、「筋力トレーニング」と「チャレンジ」、「その他のエクササイズ」のメニューが表示されます。

 「筋力トレーニング」は、体の動きからシットアップ、スクワットなどのエクササイズを自動検出して回数をカウントします。

筋トレを自動検出&自動カウント

Fitエクササイズを起動する

筋トレを自動検出する「筋力トレーニング」、3種目3レベルの「チャレンジ」、自由にアクティビティを選ぶ「その他のエクササイズ」の3つのメニューから選択

シットアップチャレンジ/スクワットチャレンジ/プッシュアップチャレンジから選ぶ

 「チャレンジ」は、シットアップ/プッシュアップ/スクワットの3種目をレベルに応じてトレーニングするメニューです。難易度が3段階あり、開始前には動画のデモストレーション、ペースが落ちると「がんばりましょう!」と応援、目標回数をクリアするとお祝いが表示され、一人でのトレーニングの励みになります。

開始前には動画でフォームを確認できる。ペースが落ちると応援メッセージが表示される

スポーツから日常行動まで、あらゆるアクティビティの活動量を計測しよう

 「その他のエクササイズ」には、ウォーキングやサイクリングやテニス、スケート、ダンス、ヨガ、ピラティス、ズンバなど、あらゆるアクティビティのメニューが用意されています。エクササイズ中は頻繁に手元を見なかったりするので、一定の距離や時間ごとに音声で知らせるように設定しておくとペースを維持するのに便利です。

特定のアクティビティの活動量を計測するには「その他のエクササイズ」から選ぶ

エクセサイズの開始画面で歯車アイコンをタップし、音声通知や数字の表示サイズを設定する

運動時間や移動距離、消費カロリーがリアルタイムに計測できる

 スマホにはさまざまな健康系アプリがありますが、スマートウォッチは、手をふさぐことなくアプリを使えるのがメリットです。とくに、子育て中のママやパパは両手がふさがっていることが多く、スマホアプリを楽しむ余裕はあまりないのではないでしょうか。Fitエクササイズのメニューには「ガーデニング」や「ベビーカーウォーキング」といった項目もあるので、スマートウォッチを活用して、普段の生活の中にエクササイズを手軽に取り入れてくださいね。


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