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ASCII 春のベストセレクション 2018第5回

プレゼンやMTGで定番の高性能マシンがユーザビリティーも獲得

会議でも遊びでも高評価なAndroidモバイルプロジェクターQUMI Q38レビュー

2018年03月23日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 撮影●篠原孝志(パシャ) 編集●ASCII.jp

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バッテリー駆動、Wi-Fi、Bluetooth内蔵を示すアイコンがそろい踏み! 単体で使えるモバイルプロジェクターとしてのQUMI Q38を解説していこう

追加機能が凄い! 2時間駆動バッテリー、Wi-Fi、Bluetooth搭載

 モバイルプロジェクターなだけに、QUMI Q38を卓上に置いて投映するケースが多いだろう。そこで活用できるのが、本体底面に配置されたキックスタンドだ。これを立ち上げて配置することで傾斜投映が可能となる。その際は、当然ながら自動台形補正が効くのだが、これが今回一層素早く・賢くなっている

キックスタンドを使って投映。素早く自動台形補正機能が働く
本体左右。電動フォーカスとなったので、モデルによっては付いていたフォーカスダイヤルがなくなって筐体左右はスッキリ

 電動フォーカスの搭載も特筆すべき点だ。本体のタッチボタンまたはリモコンからピントを調整することで、最適な画像をストレスなく投映できる。底面にはカメラ三脚取付ネジ穴もあるので、手持ちの三脚(特に脚の短いミニ三脚)に取り付けて投映する、もしくは上下逆転させて天井に吊るすといった使い方もアリだ(専用の画面表示設定も存在する)。

 そしてじつはこのQUMI Q38、容量1万2000mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しているのである! バッテリー投映の際は輝度が360ルーメン(AC電源モードの約6割)に制限されるものの、ケーブルレスで約2時間の連続投映が可能となる。1本30分程度のちょっとしたプレゼンなら4セットぐらいは戦える計算。電源が使えない出先のプレゼンだって恐るるに足らずだ。スピーカーも内蔵しているので、音声ありの動画やプレゼン資料も効果的に投映できるだろう。

バッテリー駆動中のQUMI Q38。光源の明るさはやや暗めになるが(600→360ルーメン)、視認に支障はない

 さらにWi-Fi、Bluetoothも搭載。ネット環境さえあれば単独でネット接続できるほか、PCやスマホ、タブレットといったデバイスをワイヤレスで接続してその画面をミラーリング投映できる。ワイヤレスミラーリングの手順もカンタンで、QUMI Q38と同じWi-Fiアクセスポイントに接続したスマホやタブレットからデバイスを選択するだけ。特に何をすることもなく、すぐに投映が可能となる。

1. スマホの画面ミラーリングは非常に簡単。iPhoneなら、コントロールセンターを表示して「画面ミラーリング」をタップ。その後……2. 同じWi-Fiに接続されているなら「Vivitek」を選択。これだけでミラーリング完了
ワイヤレス接続したスマホ(iPhone)内のアルバムをダイレクトに投映中

 またBluetoothに対応したキーボードやマウス、スピーカーなどをペアリングして操作することも可能だ。特にマウス接続はお勧めだ。お馴染みの矢印カーソルが出現し、クリックで操作できる。個人的には本体やリモコン以上の操作感だ。

 もちろん、従来シリーズ同様、USBメモリーやmicroSDカード内に保存したOffice系ファイル、PDFファイルなどはそのまま再生して投映することも可能。ケーブルレスどころかQUMI Q38単体で投映できるので、あらかじめ発表資料をUSBメモリーなどに納めておけば、たとえ出先でのプレゼン時にPCやスマホの調子が悪くなっても乗り切ることができる。トラブルにも強い1台だ。

Bluetooth 4.0に対応。キーボードやマウス、スピーカーなど最大7つと接続できる。折り畳み式の簡易スクリーン「QUMIスマートスクリーン」を使用中(別売)
USBメモリーを接続し、保存されているPDFファイルを直接開いて投映してみた。PCレス、スマホレスでこういったOffice系ファイルの投映できるのは便利だ

 LED光源は電源をオンにすれば数秒で投映が始まるし、使用後も内部冷却を待たなくていい。そのため、最近流行中の短時間の立ち会議 ハドルミーティングの場においても、サッと出してパッと投映できるプロジェクターとして理想的だ。なお、ピントは甘くなるものの、文字が大きめの資料なら最短35cm程度まで寄っても判読できる。少人数の打ち合わせならアリだろう。

少人数の短時間会議「ハドルミーティング」で短距離投映を試してみた。近距離でもピントが合い、照明を落としていないオフィスでも視認できている

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