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UEIエデュケーションズ設立、新教室がお披露目

プログラミングのワクワク伝えたい、秋葉原プログラミング新教室

2018年03月15日 11時30分更新

文● 貝塚/ASCII

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清水亮氏

 UEIエデュケーションズは3月14日、「秋葉原プログラミング教室」の新教室の披露会を実施した。

 UEIエデュケーションズは、2003年に創業したソフトウェア会社であるUEIから、秋葉原プログラミング教室の運営に関わる部分のみを引き継いで設立した企業。代表取締役会長には、世界7ヵ国でプログラミングを教え、「教養としてのプログラミング講座」などプログラミング関連の著書を多数持つ清水亮氏が就任(UEI 代表取締役社長 兼 CEO)。

 代表取締役社長には、「週刊アスキー」の編集長を務めた後、デジタルハリウッド大学などの教育機関でデジタルを中心としたコミュニケーションについて教鞭をとっている福岡俊弘氏が就任。

 UEIは、教育用ビジュアルプログラミング言語「MOONBlock」やHTML5環境向けゲーム開発エンジン「enchant.js」などの開発でも知られている。小学館主催の次世代ワールドホビーフェアや、世界のゲーム開発者が集うゲームデベロッパーズカンファレンス(GDC)などにも出展。

 UEIエデュケーションズは、教育事業に一層注力しようとの思いから設立。秋葉原プログラミング教室の運営のほか、今後は、深層学習PC10台を平日限定で、自由に使える形態のカフェ「Deep Leaning Cafe」などの運営も検討しているという。

 この日は残念ながら、代表取締役社長の福岡俊弘氏はインフルエンザのため欠席。社長に代わって会長の清水亮氏が代表挨拶を務めた。

 「2020年のプログラミング教育の必修化に向け、子供むけにプログラミングを教えようという動きは増えているが、これほどの教材でプログラミングを教えられる教室はないと思っている。私は、心がこもっていない授業では、せっかく面白いはずのプログラミングが、子供にとってつまらないものになるのではないかと思っている。自分がプログラミングを通して学んできたワクワクやドキドキを、今の子供たちに伝えたい」(清水亮氏)

 また、角川アスキー総合研究所取締役兼主席研究員の遠藤諭氏と、慶應義塾大学教授の古川享氏を招き、トークセッションも実施した。

角川アスキー総合研究所取締役兼主席研究員の遠藤諭氏

 「『山を登るのでケーブルカーを作ろう』ということではなくて、ケーブルカーを使った方が効率がいいんじゃないか? もっとこういう手段はどうだ……などいろいろと仕組みを考えるのがプログラミングだと思っている。プログラミング教室は写経でもいいという見方もあるが、そういう手段を考えたりすることがプログラミングなのではないか」(遠藤諭氏)


慶應義塾大学教授の古川享氏

 「プログラミング言語ばかり学習していると、いろいろな言語は使えるようになるかもしれないが、『ゼロから物を作る馬力』は失われる気がしている。この教室は、言語がどうということではなく、ゼロから物を生み出すような馬力を育てる場所になって欲しいと思っている」(古川享氏)

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