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「スグトルブラシ」や「待っててパイプ」など、アイデア満載

「ドライカーボン」パイプで重量1.5kg! シャープの新コードレスクリーナー

2018年02月16日 13時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 シャープは2月15日、RACTIVE Air(ラクティブ エア)シリーズのコードレススティック掃除機「EC-AR2SX」「EC-AR2S」を発表した。発売日は3月15日で、価格はEC-AR2SXが8万1000円前後、EC-AR2Sが6万4800円前後。

 本体パイプ部に炭素繊維強化樹脂「ドライカーボン」を採用。パイプ部の厚みを薄くして、強度を保ちながら重量を1.5kgに抑えたという。

 パイプ先端には、手元レバーのワンタッチで吸込口が外れて掃除ブラシに切り換わる「スグトルブラシ」を新搭載。同社ではブラシ着脱動作の筋活動量が従来機よりもおよそ60%軽減したとしており、部屋の角や敷居、巾木や本棚の底板など、通常の床掃除用吸込口では掃除しにくい狭い場所や凹凸段差も、簡単に掃除ができるという。外した吸込口のパイプ部は倒れずに自立する「待っててパイプ」構造を採用。ブラシ掃除が終わったら、立ったままで簡単に吸込口を再装着できるとしている。

 モーターは高圧の大風量を発生するものを新採用。吸引性能が従来機比およそ1.3倍に向上した「フルパワーモード」を新たに搭載した。ワンタッチで運転音と消費電力を抑えられる「弱モード」を使えば、夜間や早朝でも運転音を気にせずに掃除できるという。

 バッテリーは最長運転でおよそ30分駆動するリチウムイオン電池を使用。急速充電により、およそ80分で満充電が完了する。EC-AR2SXにはバッテリーが2個付属する。

 そのほか、かんたんに取り外してまるごと水洗いができるダストカップやフィルター、テーブルや椅子などに立て掛けれれる「ちょいかけフック」、軽い力で掃除ができる吸込口のモーター駆動コンパクト自走アシストパワーヘッドなどを搭載している。

 サイズは幅222×奥行き220×高さ980mm、集じん容積は0.13L。


コードレス掃除機の新機能:スグトルブラシ


コードレス掃除機の新機能:待っててパイプ

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