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パナソニックが新センサー搭載の中級ミラーレスと高級コンデジ新機種発表

2018年02月14日 13時10分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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 パナソニックは2月14日、デジタルカメラ2製品を発表した。両機種とも3月15日発売予定だ。

ローパスレスの新センサーを採用した
ミドルクラスミラーレス一眼「LUMIX DC-GX7MK3」

「LUMIX DC-GX7MK3」。シルバーとブラックの2色展開

 「LUMIX DC-GX7MK3」(ボディーのみの実売価格は10万円前後)は、同社ミラーレス一眼のミドルクラスに位置するモデル。

 撮像素子には新開発の2030万画素LiveMOSセンサーを採用。ローパスレス仕様となっている。

新開発のイメージセンサー

新開発のイメージセンサー

 撮影機能ではAFS時の連写速度が向上。従来機は秒間8コマだったが、新機種は秒間9コマの連写が可能だ。

 また、長秒露光の時間を最大30分まで設定可能となっている。

本体背面

本体背面

本体上面

本体上面

 背面モニターはサイズこそ同じ(3型)だが、解像度が104万画素から124万画素に向上し精細化している。EVFについては従来は固定式だったが、新機種は上方に90度まで回転できるようになり、ローアングル撮影がしやすくなった。

背面モニターはチルト式

背面モニターはチルト式

EVFは90度回転する

EVFは90度回転する

 このほか、露出補正ダイヤルを追加し、フォーカスレバーも新たに搭載。マニュアル撮影がしやすくなっている。

 撮影モードは、従来からのモノクロフィルムの質感を再現する「L.モノクローム」を進化させた「L.モノクロームD」を追加。ハイライトとシャドウを強調しつつディテールを残す仕上がりで、粒状表現も調整できるようになっている。

 4K解像度で連写を行なう「4Kフォト」では、被写体の動きや人物の顔を自動検知し、そのコマにマーカーをつける「オートマーキング」機能を搭載。連写した画像を全部確認しなくても、マーカーが付いているところをピンポイントで表示できるようになっている。

 さらに、4Kフォトで連写した画像を合成し、被写体の一連の動きを1枚の画像にまとめる「軌跡合成」機能も新たに搭載した。

 通信機能は従来からの無線LANに加え、Bluetoothに対応。画像のスマートフォンへの自動転送などが可能となっている。

 レンズキットは「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」レンズが付属する単焦点キット(予想実売価格 14万円前後)と「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」レンズが付属する標準ズームレンズキット(同11万1000円前後)を用意する。

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