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最新パーツ性能チェック 第226回

ZenとVegaが合体した「Ryzen G」は低予算自作における革命だった!

2018年02月12日 23時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラ ハッチ

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 続いてGPU部を見てみよう。Ryzen Gの内蔵GPUはVega 56/64をスケールダウンしたものだが、HBM2のメモリコントローラー(HBCC)は当然のことながら省かれている。さらにフレームレートに制限を加えて省電力化する「FRTC(Frame Rate Target Control)」など省略されている機能もあるが、検証時のドライバー(GPU部は17.7ベース)では、Radeon設定内にFRTCの設定が見られた。

 また、本来サポートされるであろう(レビュアーズガイドに明確な記載なし)録画機能「Radeon ReLive」については省略されているなど、かなり急造感のあるドライバーであることは否定できない。

「GPU-Z」でRyzen Gの内蔵GPUの情報を拾ってみた。今回の検証環境ではGPU-Z v2.5.0より新しいものだとフリーズするため、あえて旧バージョンを使用している

 加えて、動画の再生を滑らかにする「Fluid Motion Video」に関しては、検証用ドライバーには項目が出現しなかったため試すことはできなかった。この機能に関してはBristol Ridge世代のメーカー製PCでも無効化されている事例もあるので、Ryzen Gシリーズでのサポートに関してはまだ不透明と言わざるを得ない。

Ryzen Gシリーズも「Radeon設定」で各種設定を行う。検証用ドライバーでは本来サポートされないはずのFRTCの項目が存在した

本来ならここにFluid Motion Videoの設定があるはずだが、検証時では拝むことはできなかった

FreeSyncはRyzen Gシリーズでもサポートされる。この図の上ではサポートされてないと表示されているが、筆者の液晶がFreeSync非対応だったためだ

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