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ベゼルはなんと幅4mm

デル、第8世代CPU搭載の「New XPS13」を発表

2018年01月26日 19時00分更新

文● 編集●ASCII

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 デルは1月26日、13.3型のモバイルノート「New XPS 13」を国内発表した。直販価格は16万9980円(税抜)から。

 筺体は従来機種と比較して、さらに薄く小さくなった。本体厚は3.4mm薄型化し、最厚部で11.6mmとなった。またシルバー(天面)とブラック(内側)のモデルに加えて、ゴールド(天面)とホワイト(内側)の新カラーも投入。内側はパームレスト部分にグラスファイバーを使用しており、ブラックモデルとは素材が異なる。ホワイトは色の変化がしやすいためコーティングや汚れの落としやすさにも配慮した。ACアダプターなど付属アクセサリもホワイトで統一している。

手前が新色

 さらにトップカバーを開くと画面の広さに驚く。これは幅4mmと非常に狭いベゼル(インフィニティエッジ)になっているためだ。そのため一般的な13.3型ノートと比べて少ないフットプリントで、豊富な情報を参照できる。液晶パネルの解像度は4KとフルHDが選べる。全モデルがカバーガラスにコーニングの「Gorilla Glass 4」を採用する。

 第8世代のCore プロセッサーを搭載したことで、冷却機構を改良。デュアルファン・デュアルヒートパイプのクーラーの搭載に加え、ゴア社から提供を受けた素材を使い、薄型でも効率的なエアフローが実現できる設計となっている。

 またネット動画の再生が増えている点を受け、4K UHDディスプレイモデルではsRGBカバー率100%、コントラスト比1500:1の仕様を謳っている。さらに、Windows HD Colorへの対応で、HDRコンテンツのデコードや表示に対応する。同社ではこれを「CinemaColorと呼んでいる。さらにWavesのMaxx Audio Proを採用した「CinemaSound」、Rivet NetworksのKiller WirelessとSmartByteソフトウェアを組み合わせ、ビデオストリーミング時のネットワークトラフィックを最適化する「CinemaStream」を組み合わせることで、「DELL CINEMA」という高いクオリティーの映画再生が可能である点も訴求した。

 CPUはCore i5-8250UまたはCore i7-8550U。8GBもしくは16GBメモリー、256GB、512GB、1TBのSSD(いずれもNVMe対応)などが選択可能。本体サイズは幅302×奥行き199×高さ11.6mm(最薄部7.8mm)、重量約1.21kg。公称19時間46分のバッテリー駆動時間が可能だとする。

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