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魅惑のXperia周辺機器 ― 第88回

Wi-Fiルーターがさらに便利になる中継器「WEX-1166DHPS」:Xperia周辺機器

2018年01月28日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 自宅でXperiaを利用する際、通信速度の面でもデータ節約という意味でも活躍するWi-Fiルーター。Wi-Fiルーターは非常に便利なものですが、ルーターから離れた2階の部屋やトイレといった場所で使う際、ルーターから離れすぎているせいか通信が遅くなったり、YouTubeの動画再生が途切れてしまうこともあります。

 そんなイライラも、Wi-Fiの中継機を利用すれば、家の中でも電波到達距離をのばして快適な速度で動画やインターネットを楽しめるはず。以前ご紹介したバッファローのWi-Fiルーター「WSR-2533DHP」に、同社のコンセント直挿しタイプの無線LAN中継器「WEX-1166DHPS」を接続してみましょう。

 WEX-1166DHPSはIEEE802.11a/b/g/n/ac通信に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を同時に利用できる無線LAN中継器です。2.4GHz帯と5GHz帯それぞれに2本ずつの送受信アンテナを内蔵しており、高速Wi-Fi規格である11acを利用すると最大866Mbps、従来規格の11nを利用した場合でも最大300Mbps通信が可能です。

 本体サイズは65×40×95mmで重量は約138g。Wi-Fiルーターをもう1台増やすよりもコンパクトなことと、中継器の本体から直接コンセントが出ているため直挿しできるため、コンセントがある場所であればどこでもスッキリ設置できます。

 直挿しとなると隣にあるコンセントを塞いでしまうのでは? と気になるところですが、小さいうえに本体のギリギリの位置にコンセントが配置されているため、本体からのせり出しも1cm程度。標準タイプの2個口コンセントであれば、上のポートを塞がないよく考えられた設計です。

 WEX-1166DHPSには有線LAN端子もあります。イーサネットコンバーターとして利用でき、親機と離れた場所にあるPCやテレビのような有線LAN機器をLANケーブルで接続して、Wi-Fi化することもできます。

 設定はとてもカンタン。まず最初は、親機となるWi-Fiルーター「WSR-2533DHP」の近くにWEX-1166DHPSを設置します。実際には離して設置することになりますが、設定の際は確実かつ設定しやすくなるので近くに置いたほうがラクです。

 「AUTO/5GHz」スイッチを「AUTO」にし、WEX-1166DHPSをコンセントに挿します。次にWPSボタンを約2秒以上押し続け、WPSランプが点滅したのを確認後、親機のAOSS/WPSボタンを押して接続するだけです。「親機接続ランプ」と「WPSランプ」が点灯すれば中継器の設定は完了です。

 あとは好みの場所に中継器を設置するだけです。ただし、ここで悩ましいのはどれくらい無線が届くのか、中継器をどこに置くといいのかという点。中継器には親機と子機それぞれに電波強度を表示するLEDがあり、点灯・点滅パターンから電波状況がわかるものの、実際に設置しながら接続しているかどうかを見えない電波と格闘するのは、とても骨が折れる作業です。

 そんなときに便利なのがバッファローのスマホアプリ「StationRadar」です。XperiaにStationRadarをインストールすると、親機や中継器、子機の通信状態がそれぞれにひと目でわかります。

 「中継器を親機に近づけてください」「中継器を子機に近づけてください」など、設置した場所によってメッセージが表示されるので、距離を調整しましょう。「良好です」と表示されればOK。Xperiaを持って現場をチェックしながら設置場所を探せるのはとても便利です。

 構造の話となりますが、中継方式は「親機-中継機」と「中継機-子機」通信で、それぞれ2.4GHz帯と5GHz帯の2つの帯域を同時に使用可能。ひとつの帯域のみを中継する方式で発生する通信速度の低下を抑えられるというメリットがあります。

 電波をまんべんなく全体に広げる場合では距離や障害物により電波が届かずに速度が落ちてしまっていた従来モデルから、WEX-1166DHPSでは子機の位置や距離を判別し、その子機側に向けて電波を適切に届ける「ビームフォーミング」を備えたことで、転送速度や安定性を向上させる効果があるそうです。なお、ビームフォーミングを利用するにはXperia側も対応している必要があります。

 「中継器用SSID」にも対応しています。例えば、電波が弱くなってきた親機から、電波が強い中継機に近づいたにもかかわらず自動的に切り替わらない! といった場合、中継機用SSIDに手動で接続を切り替えることができます。

 自宅ではWi-Fiルーターの無線LANを利用しつつ、離れた場所で無線LAN接続がいつの間にか解除されたため、うっかりモバイル通信のパケットを消費してしまうこともあります。ので、「家のココでWi-Fiが届きにくい」という場所があったら、中継器の導入でその悩みが解決するかもしれません。

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