このページの本文へ

MoguraVRのゲームとって出し第65回

無法者にゾンビに……ポストアポカリプスの世界を生き残れ

今度の舞台は世紀末!? 大人気VRシューティングが進化して再登場した「Out of Ammo:Death Drive」

2018年01月24日 15時30分更新

文● やましん/Mogura VR

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 今回紹介するのはSteamで人気のVRシューティングゲーム「Out of Ammo」の次回作、「Out of Ammo:Death Drive」だ。前作は軍隊を指揮してテロリストと戦う内容だったが、今回は舞台や雰囲気をガラリと変え、溢れかえるゾンビや無法者と戦うゲームになっている。共通のシステム紹介については前作の記事を参照していただきたい。

 登場するキャラクターたちは前作と同じような四角いボクセル調であるのは変わりない。リアルなゾンビなどは出てこないため、クリーチャー的な描写が苦手な人でも安心してプレイできるのは嬉しいところだ。また、前作にはいなかったちょっと独特なビジュアルの犬など、新しいキャラクターも追加されている。

 今作では世界が破滅してしまった後、ポストアポカリプス的な状況を描いている。プレイヤーはゾンビだけではなく、荒れた世にはびこる無法者たちとも戦わなくてはいけない。ゾンビであれば前作のようなテロリストたちよりも簡単に倒せるが、無法者たちは銃などの武器で襲ってくるためタチが悪い。遭遇した際は気を引き締めて戦おう。

 前作とは異なり、プレイヤーの武装はあまり豊富とは言えない。ハンドガンやショットガンなどは比較的手に入りやすいが、弾薬は少なめである。そのためメインとなる武器はこん棒や剣などの近接武器だ。動きの鈍いゾンビ相手であれば簡単に倒せる……と思いきや、慣れないうちは先に攻撃を受けてしまうことさえある。

 ゾンビの弱点といえば伝統的に決まっている。頭を攻撃してしまえばゾンビは動けなくなるのだ。銃で狙うのはもちろんのこと、近接武器でも頭を狙って振り下ろすのが良い。足や腕を攻撃してもゾンビたちは歩みを止めない。それどころか、場合によっては這いずって移動してくるため、気づかないうちに忍び寄られていることすらある。

 もちろん強力な武器がある場合は遠慮なく使っていこう。アサルトライフルや火炎放射器などは敵を一掃するのに最適だ。無法者たち相手には狙撃銃があると楽に戦える。一方、強力だからといってむやみやたらと撃ちまくるとすぐ弾切れになってしまうため、できるだけ節約して大事な局面で使うことをお勧めする。

 「Out of Ammo:Death Drive」は前作の良さを引き継ぎつつ、ゾンビという海外で人気の要素を取り入れている。リアルとはほど遠い見た目ながらも、世紀末的な雰囲気を味わえる作品だ。一方で視点を切り替えて戦うシーンが全体的に見にくくなっており、気づいたころには味方ともどもゾンビに囲まれている……という点や、ミッションの目的が分かりにくく、何をしたらいいのか迷いがちだったことは気にかかる。

 上記のような欠点はあるものの、VRゾンビゲームのなかではシステム・ビジュアルともに完成度は高い。ゾンビは登場するものの、そこまでグロテスクではないため苦手な人でもある程度は安心してプレイできる作品でもあるという点もプラスだろう。リアルさが強調されがちなVRのゾンビシューティングに飽きた人や、前作「Out of Ammo」を楽しめた人にオススメできる一本だ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事