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ロボットが歩き回る未来の空港を体験

2018年01月23日 20時28分更新

文● 貝塚/ASCII

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Relay

 羽田空港でデリバリーロボット「Relay」の実証実験が実施された。

 Relayは米Saviokeが開発した、人から人へと物を渡すことができるというロボット。NECネッツエスアイが国内向けにサービスを展開しており、すでに品川プリンスホテルなどで導入されている。

 今回の実証実験はHaneda Robotics Labの協力で、羽田空港での技術検証の一環として実施されたもの。Relayが、空港で利用者におみやげ、グッズを届けることができるかをテストすると同時に、さまざまな国籍、性別、年齢の空港利用者が、ロボットに対してどのように反応し、行動するかも検証した。

これがRelayだ!

 Relayは見たところ、人をモチーフにしているということもなく、曲線を活かした円筒形のデザインが特徴。背丈はおよそ920mmと、成人の腰くらいの高さで、威圧感はまったくない。「人との共存」を大きなコンセプトのひとつとして設計されているという。

 タッチパネルになっているモニターに目が表示されていて、目の動きで感情を表現できる。

 品川プリンスホテルでは、客室にアメニティーを運ぶ用途にも利用されているそう。人手不足の解消に一役買っている。

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