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旧機種より実測50%以上高速化

エレコム、DXアンテナと共同開発した高感度アンテナ搭載ギガビット無線ルーター

2018年01月16日 16時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 エレコムは1月16日、802.11ac対応無線LANギガビットルーター「WRC-1750GS」を発表した。価格は1万2463円で、発売は1月下旬を予定している。

 2017年3月にエレコムグループに加わった「DXアンテナ」と共同開発した3×3高感度アンテナを、5GHz・2.4GHz帯で独立して搭載。DXアンテナのノウハウを活かして実測速度を大幅に向上させ、一軒家3階部分の実測速度が旧機種「WRC-1750GHBK-E」から52%アップしたという。5GHz帯では1300Mbps、2.4GHz帯では450Mbps(いずれも規格値)の3ストリーム通信が可能。

 CPUはデュアルコアのものを搭載して同時処理能力を確保したほか、複数端末のデータを同時送信する「MU-MIMO機能」、電波を集中送信する「ビームフォーミングZ」、4K動画の無線再生向け「ひかりTVモード」、マルチキャストストリーミングの快適な再生環境を提供するという「IPv6パススルー機能」などの機能を搭載。最大18台までの接続に対応し、同社では家族6人がテレビやスマホなどの複数端末を同時使用する環境を想定しているという。

 動作モードは「ルーターモード」のほかにアクセスポイント・子機・中継器の4モードを、スライドスイッチで切り替えられる。そのほか、家族のWi-Fi接続時間を管理・制限できる「タイマー&スケジュール」機能や、来客時に2.4GHz帯のゲストSSIDを提供する「友だちWi-Fi」機能、常に新機能やバグ修正済みの最新プログラムが提供されるファームウェア自動更新機能などを搭載する。設定はスマホやパソコン単体でウェブブラウザー上から可能な「かんたんセットアップ3」に対応する。

 有線は全ポートがギガビット対応で、縦置き/横置き/壁掛け設置が可能。サイズはおよそ幅141×奥行き36.5×高さ160mm、重量はおよそ370g。

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