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ノートPC、モバイルワークステーションの合計6モデルで

日本HP、モバイルワークステーションなどでバッテリー自主回収

2018年01月09日 16時00分更新

文● 天野透/ASCII

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HP ZBook Studio G3

 日本HPは1月5日、サプライヤーの1社から提供されたバッテリーパックに、潜在的な安全上の問題があると発表した。ノートPCとモバイルワークステーションの一部製品に搭載、および保守サポートで修理交換したバッテリーパックの一部を自主回収する。

 交換対象となるのは、2015年12月から2017年12月に出荷した一部のノートPC、モバイルワークステーションに搭載、および保守サポートで修理交換したバッテリーパック。対象の国内販売製品は、ノートブックモデルが「HP ProBook 640 G2」「HP ProBook 645 G2」「HP ProBook 650 G2」、モバイルワークステーションが「HP ZBook 17 G3」「HP ZBook 17 G4」「HP ZBook Studio G3」の合計6モデル。

 同社は専用ウェブサイトとバッテリーパックチェックツール「HP Battery Program Validation Utility」を用意。ウェブサイトの記載に従って交換を申し込むことで、サービス担当者が指定の住所に出向いて無償交換するとしている。交換までの間は「バッテリ安全モード」に設定し、常にACアダプターを接続して利用するよう呼びかけている。

 同社によると、対象製品は過去2年間にグローバルで販売したHP製品のおよそ0.1%で、日本国内では1748個。国内において事故の報告は現在のところ上がっておらず、また上記製品のバッテリーパックすべてが該当するわけではないとしている。

■ HPバッテリーパック自主回収プログラム窓口
電話番号: 0120-589455
E-mail  : jpn_mobile_battery@hp.com
受付時間: 9:00~17:00(1月5日から1月31日までは祝日を含み月曜日から日曜日、2月1日以降は土日、祝祭日を除く月曜日から金曜日)

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