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12球団の現役プロ野球選手もイベントに出演

パワプロ2018発売日は4月26日に 初実装「VRモード」をひと足早く体験

2018年01月06日 19時00分更新

文● ちゅーやん、ジサトラハッチ

 本日6日、千葉県・幕張メッセにてコナミデジタルエンタテインメントは「パワプロチャンピオンシップス 2017 全国決勝大会」を開催した。本イベントにて、シリーズ最新作である「実況パワフルプロ野球2018」がPlayStation 4とPlayStation Vita向けに2018年4月26日(木)に発売すると発表。価格はPS4版が7980円、PS Vita版が6980円。予約開始は1月9日(火)からだ。

パワプロ2018メインビジュアル

シリーズ初となる「VRモード」搭載

 今作のパワフェスの舞台が「豪華客船」などの既報の内容を除いて、パワプロ2018で実装されるモードの詳細は明かされていない。新要素や各モードの詳細は今後発表していくと公式サイトに記載があるので、このあとも引き続きチェックしておきたい。

パワフェスの舞台である豪華客船「クイーン・オブ・フェスティバル」でトーナメントに参加する

 パワプロチャンピオンシップス 2017 全国決勝大会にアスキー編集部も取材に行ったわけだが、お目当てはシリーズ初となるVRモードの体験だ。体験したのは「エキシビションマッチ」。いわゆる「対戦」である。当然のことだが、PlayStation 4でプレイするため使用するのはPlayStation VRだ。

 今回は「バッティング」(打撃)と「ピッチング」(投球)のみを体験できた。走塁と守備は体験時はCOMオートだった。各種操作はコントローラー(DUALSHOCK 4)なので、操作方法については歴代のパワプロ準拠。試合中に表示される点数や選手データなども従来どおり。今回の体験レポートでもバッティングとピッチングをプレイした印象と感想をお伝えさせていただく。

パワプロファンであり、自身も野球経験者であるジサトラハッチが体験

 まずはバッティング。視点はバッターではなくキャッチャー目線なのでプレイ感は普段どおり。ただ、VRモードでは若干地面を近く感じた。観客席だけでなくバッターを少しばかり見上げるようなイメージだ。

 キャッチャー視点でプレイするためかピッチャーの投げた球が正面に飛んでくるのでとても見やすい。ユーザーによってはテレビ画面でプレイするときよりも快適かも。スイングするタイミングも違和感ない。

 次にピッチングについて紹介しよう。視点はピッチャーの背後から。VRならではの要素として、マウンドからぐるりと見渡す観客席はパワプロファンというか野球ファンなら喜ぶこと間違い無し。それもパワプロは実在する球場をデフォルメしているため相性は抜群だ。

 しかし、ピッチングについては欠点……というかある種仕方のない部分もある。それはキャッチャーミットが遠いということだ。要するに、ストライクゾーンが小さいため見づらい。コーナーギリギリを狙う投球などは難易度が高め。投球時に空いている画面上のいずれかのスペースにストライクゾーンを拡大表示するなどがあるといいのかもしれない。

これがVR内での18.44mだ

 バッティングもピッチングでも、打者がボールを打つと球場を俯瞰するように視点が切り替わる。上空の斜め上からの見下ろす形となるため急な視点の移動がある。守備操作を体験していないのでなんとも言い難いが、VRに慣れていないと若干酔いを感じる可能性もある。しかし、視点が切り替わるのも打者がボールを打ったときだけで、守備や走塁はオート操作にすれば大幅に画面が揺れ動くことはない。VRを初めて体験するという人にもオススメできるコンテンツだ。

走塁はまだしも、VRモードで守備操作は結構難しそうだ

 VRコンテンツはひんぱんに「没入感」というワードであおることが多いが、パワプロでのVRモードは「パワプロの世界観に没入した」と言わざるを得ない。パワプロ用にデフォルメされた選手たち、観客、そして球場はVRモードでも一切違和感はなかった。パワプロファンにとっては相当うれしいモノだ。

 現時点では、エキシビションマッチ以外の各モードにどれだけVR対応させるか未確定とのこと。(仮にモード実装されればの話だが)ペナントやマイライフ、ホームラン競争、栄冠ナインなどVRと相性のいいモードは多い。イベント時にスタッフに話を聞いたところ、検討の余地はありそうな雰囲気をかもし出していたので、発売が非常に楽しみである。

パワプロファンならおなじみのあの“アナウンサー”が復活!

 期待がかかるパワプロ2018は4月26日に発売予定。予約は来週1月9日から開始となる。今作はPS4版、PS Vita版それぞれ通常版、通常版(ダウンロード)に加え、デジタルデラックス版の3種類が発売となる。

 通常版と通常版(ダウンロード)は、PS4版は7980円、PS Vita版は6980円。早期購入特典に歴代パワプロシリーズのオープニング楽曲全22曲を収録したダウンロードコンテンツ、店舗別購入特典として「転載の入部届」「ダイジョーブの成功手形」「新球種開発ボール×5個」など購入する店舗ごとに異なる特典付き。

 そして気になるのがデジタルデラックス版。PS4版は9980円、PS Vita版は8980円と通常版に比べてお高く設定されている。しかし、これには理由があり、通常版に付属する早期購入特典や店舗別購入特典に加え「歴代パワプロシリーズBGMセット」が付属されるのだ。中身は200曲以上を収録したダウンロードコンテンツとのこと。パワプロは名曲揃いなので懐かしのBGMを聞きながらプレイするのも非常に楽しい。

 パワプロ2018には気になる「懐かしい」要素がまだあるそうだ。本作には実況担当として実況担当として、堂前英男アナウンサー、清水久嗣アナウンサー、熱盛宗厚アナウンサー(CV:金光宣明)に加え、往年のパワプロファンにお馴染みの“あの”アナウンサーも参加するとのこと。これもパワプロ2018に期待してしまう要素のひとつだ。

 さて。本日開催したパワプロチャンピオンシップス 2017 全国決勝大会では、現役プロ野球選手が出演しトークショーを取材するだけでなく、囲み取材にも参加した。これらの模様は後日別途記事を掲載するので楽しみにしてほしい。

セ・リーグからは岡田選手(広島)、秋山選手(阪神)、今永選手(横浜)、宇佐美選手(巨人)、小笠原選手(中日)、小川選手(ヤクルト)の6選手が出演

パ・リーグからは田中選手(ソフトバンク)、森選手(西武)、菅原選手(楽天)、山崎選手(オリックス)、上沢選手(日本ハム)、有吉選手(ロッテ)の6選手が出演

実況パワフルプロ野球2018
発売日:2018年4月26日(木)
予約開始日:2018年1月9日(火)
対応ハード:PlayStation 4/PlayStation Vita
価格:
PlayStation 4 通常版/通常版(ダウンロード):7980円
PlayStation Vita 通常版/通常版(ダウンロード):6980円
PlayStation 4 デジタルデラックス版:9980円
PlayStation Vita デジタルデラックス版:8980円

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