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フェンダーのWi-Fiギターアンプ「MUSTANG GT」に未来を感じた

2018年01月07日 12時00分更新

文● 四本淑三

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実践的な操作性

 音色設定は、アンプモデルにエフェクトを組み合わせたものが、一つのプリセット。エフェクトを置く場所は、アンプ前と後のプリ、ポストが選べる。

 エフェクトは全部で37種。ブースター、オーバードライブ、ファズのようなゲイン系、コーラス、フランジャー、フェイザーのようなモジュレーション系、ステップフィルターにリングモジュレーターのような飛び道具系、そしてディレイにリバーブ各種。

 このうち同時に使えるエフェクトは計4~5個くらい。ピッチシフターのような処理パワーを食うものを使うと、同時に使える数が減る。そこらへんは高級なアンプシミュレーターと比べたら、全然大したことはないので念のため。

 しかし、即戦力として、操作性自体は申し分ない。よく整理された画面デザインと、ロータリーエンコーダーの適切なクリック感もあって、本体の操作はテンポよくできる。

 スマートフォンからのパラメーター操作も、リアルタイムで追従するのがえらい。アプリのパラメーター操作は、パラメーターの一覧モード、大胆にズバッと変えられる全画面モード、1ステップずつ増減できる微調整モードがある。

 ライブで確実に操作したいという場合は、オプションの「MGT-4フットスイッチ」や「EXP-1エクスプレッションペダル」を使えば、音色の切り替えやパラメーターの操作が足元でできる。

パラメータの一覧モード

一つのパラメーターにフォーカスした全画面モード

微調整モード

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