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まずは4社で動作検証やプラグインのパック化をスタート

kintoneの価値をますます高める「ぷらぐ委員会」が目指すもの

2017年12月26日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/Team Leaders

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12月1日、M-SOLUTIONSは、ジョイゾー、ソウルウェア、ラジカルブリッジとともに「kintoneぷらぐ委員会」を設立。ユーザーの利便性向上とkintoneプラグインの認知向上、ひいてはkintoneエコシステムの発展を目指し、ぷらぐ委員会に参画する企業を募集するという。メンバー4社が集まったCybozu Days 2017 Osakaの会場で話を聞いた。

M-SOLUTIONS 植草学氏、ラジカルブリッジ 斎藤栄氏、ソウルウェア 吉田超夫氏、ジョイゾー 山下竜氏

 kintoneのプラグインは、kintoneのAPIを用いてkintoneにさまざまな機能を追加するモジュール。現在、kintoneのエコシステムを構成するパートナーからさまざまなプラグインが提供されているが、最近では種類が増えすぎ、動作面でバッティングするようになったことが課題になっていた。また、機能面でかぶることも増えてきたため、ユーザーにわかりやすくラインナップ化も重要になってきたという。こうした課題を解消するのがぷらぐ委員会の狙いだ。

 設立時に参画したM-SOLUTIONS、ジョイゾー、ソウルウェア、ラジカルブリッジの4社はどこもkintoneプラグインの開発をリードするパートナーで、プラグイン数は無料も含めて27種類におよぶ。ぷらぐ委員会では複数のプラグインを動作させた場合の検証を進めるとともに、用途にあわせた複数のプラグインのパック化などを推進する。また、活用事例の共有や情報発信なども進め、とにかくプラグイン自体の認知度向上も進めていくという。「利用がわかりやすい、取り扱いやすい、買いやすい、プラグインを提供していく。kintoneプラグインを開発しているところはウェルカム!」(植草氏)とのことで、他のプラグインメーカーも広く賛同者を募るという。

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