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PC苦手な音楽好きはパイオニアBDR-XD07J-UHDをゲットすべし

スマホと直結できるUHD BDドライブが超便利

2017年12月22日 11時00分更新

文● 鳥居一豊、ジサトラ 編集●ASCII

提供: パイオニア株式会社

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BDR-XD07J-UHDとBDR-XD07BK/R/Wは、こんなミニマルな環境でも楽曲データを直接スマホに送り込める。それでいて、音質も抜かりない。PCに依存しない利便性の高さが光る

ドライブとスマホの直結は新鮮な体験
専用アプリの出来も◎

スマホ直結の利便性を確かめるべく、AV評論家の鳥居一豊氏がレビュー

 さっそく、BDR-XD07J-UHDとAndroidスマホを接続してみよう(端末動作確認機種はこちら)。

 ここで必要になるのが、BDR-XD07J-UHD用の別売ACアダプター「DCA-003」だ。PCと接続する際はバスパワーで使えるが、スマホの場合は電源供給ができないので、ACアダプターが必要になる。スマホでの使用を考えている人は本体と一緒に別売のACアダプターも手に入れよう。

 PCに興味がないオーディオファンは、この“ひと手間”で利便性が上がること請け合いだ。

 もう1つ必要になるのが、スマホと接続するための変換ケーブル。製品に付属するのはUSB 3.0ケーブル、USB typeC用の変換ケーブルなので、Androidスマホの多くが備えるmicro USB端子に変換するケーブルが必要だ。これについては、使用するAndroidスマホに合わせて、必要な変換ケーブルを選択しよう(ドライブとの接続方法はこちら)。

 続いては、専用アプリWireless Hi-Res Player ~Stellanova~の入手。これは、Google Playのストアでソフト名で検索して入手できる。もちろん、価格は無料だ。

 インストールが完了したら、さっそくアプリを起動しよう。今度はBDR-XD07J-UHDをACアダプターに接続、この状態でAndroidスマホとUSB接続すると、アプリ側でドライブを認識し、画面に表示が現われるのでOKを押す。これだけで準備完了だ。

Google Playからインストール

「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」でのドライブ認識画面。「OK」をタッチすればいい

 あとは、ドライブに音楽CDをセットすれば読み込みが始まり、アプリの画面にも曲名やタイトルが表示される(曲名やジャケット写真などはCDデーターベースのGracenoteから楽曲情報などを取り込んでいる)。そのまま聴きたい曲を選べばCD再生がスタート。接続やアプリの準備さえ完了してしまえば、操作は実に簡単だ。

 ここで忘れずに確認しておきたいのが、音楽CDに記録された情報を確実に読み取る「PureRead」、CD再生も同様に高精度に信号を再生できる「RealTime Pure Read」の設定。設定でどちらも「ON」になっていることを確認しよう(RealTime Pure Read対応機種のみ)。

「Pure Read」の設定画面。「Pure Read」と「RealTime Pure Read」の両方が「ON」になっていることを確認しよう

「Pure Read」の選択画面。スイッチをタッチするとONとOFFが切り替わる

「RealTime Pure Read」の選択画面。こちらもスイッチで切り替える

 そして、曲名表示画面のアイコンをタッチすれば、スマホのメモリーなどに音楽CDを転送することも可能。これで、スマホに手持ちの音楽CDを持ち出せるというわけだ。

楽曲表示画面。音楽CDのジャケットやタイトルを表示する欄の右側に、音楽CD取り出しや音楽CD転送のアイコンが見える

音楽CD再生中の画面。基本的な操作はすべてタッチ操作

音楽CDを転送中。今回はスマホの内蔵メモリーに転送している

 音楽CDを転送する場合のデータ形式も、WAV(CDのデータをそのまま転送)、AAC(64kbps~320kbps)、Apple Losslessから選択できる。たくさんの音楽CDを読み取る場合はAACで圧縮するといいだろう。もちろん、音楽CDとまったく同じ音質を求めるならばWAVを選べばいい。

 音楽データの保存先も、内蔵メモリーのほかSDカード、さらには後日対応のワイヤレスユニットに接続したHDDやUSBメモリーなどの外部ストレージを選ぶことも可能。CDそのままのWAVデータならスマホ本体の容量を気にせずに済むこちらがオススメだ。

内蔵メモリーやSDカードに保存する場合のオーディオ形式の選択。必要に応じて選択しよう

設定にある「インポート設定」。なお、外部ストレージへの保存は後日対応とのこと

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