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運用が簡便なハイパーコンバージドシステム

レノボと日商エレ、ThinkAgile SXでAzure環境の提案を促進

2017年12月07日 19時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと日商エレクトロニクスは12月7日、ハイブリッドクラウド・ソリューション事業を共同で展開する戦略的協業を発表した。マイクロソフトのパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」と、Azure環境をプライベートクラウドとして提供する「Lenovo ThinkAgile SX for Microsoft Azure Stack」を用いたもの。同システムを使った実証調査・実験を、マイクロソフト「Cloud Everywhere」のメニューとして提供開始する。

 同社は7月12日に、最小4ノードで構成できる統合型システムとしてLenovo ThinkAgile SX for Microsoft Azure Stackを発表。x86サーバーをベースに、Azure Stackを包括したベースとしており、Azureサービスをオンプレミスで実現するという。同製品は事前構成済みの統合型、いわゆるハイパーコンバージドシステムを採用したほか、レノボのハードウェア管理ソフトウェア「XClarity」をあらかじめセットアップ済み。システム構築と運用の手間を軽減でき、オンプレミスで素早くAzure Stackのサービスを立ち上げられるとしている。

 これに対して日商エレクトロニクスは、同製品とネットワークを含む周辺システム構築サービス、運用保守サービスのバンドルを新たに提案。「Lenovo ThinkAgile SX for Microsoft Azure Stack Powered by 日商エレクトロニクス」として提供開始する。

 また、両社に日本マイクロソフトの技術チームを加えた3社は、共同で日商エレクトロニクス社内システムにLenovo ThinkAgile SX for Microsoft Azure Stackを導入。その過程で得たノウハウを技術資料にまとめて公開し、エンタープライズ顧客へ提案するという。提案活動においても、三社共同で実施するとしている。

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