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福岡市を中心に次世代のデータ流通のモデルを構築

NECとさくらインターネット、次世代インターネット技術を用いたスマートシティ実証実験

2017年12月06日 14時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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NECとさくらインターネット、FIWAREを活用したスマートシティ・スマートビル向けデータ流通システムの実証実験

 NECとさくらインターネットは12月5日、基盤ソフトウェア「FIWARE(ファイウェア)」を活用したスマートシティ・スマートビル向けのデータ流通システムの共同実証実験を行なうと発表した。

 FIWAREは、EUの官民連携プログラム「FI-PPP」で開発・実装された基盤ソフトウェア。次世代インターネット技術(Future Internet WARE)として社会・公共分野のスマートアプリケーション開発を支援するために開発された。オープンかつロイヤルティフリーで、オープンソースソフトウェアによるリファレンス実装とオープンAPIを持つのが特徴。

 実証実験では、さくらインターネットの「さくらのクラウド」上にNECがFIWAREに準拠したデータ流通環境を構築。これを実証実験参加者(企業、団体、個人など)に無償提供。参加者は登録データを利用して自社のビジネスなどに役立てると共に、データ流通におけるニーズや課題などを抽出して共有する。実証実験は、福岡県福岡市および周辺を対象に2018年3月から開始する予定。

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