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NAS用ディスクの信頼性を実証

シーゲイト、IronWolfシリーズを組み込んだシステムによる4K/8K編集映像を公開

2017年12月05日 18時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 シーゲイト・テクノロジーは、NAS専用ディスク「IronWolf」を用いたシステムで4K/8K映像編集を実施し、特設サイトで公開している。今回の取り組みでは、3.5インチ12TB HDDを「QNAP Thunderbolt 3 NAS TS-453BT3-8G-JP」で運用するシステムを使用しているという。

 「IronWolf Pro」はRAID構築を含むNAS環境にも対応するよう開発されたHDD。24時間常時稼動で読み書き頻度の高いシステムにおいてトラブルを防ぐ技術が投入されている。例えば加速度センサー「RV sensor」は回転振動を的確にとらえてトラッキング性能の低下を予測し、ヘッドを正しい位置へ補正する。また、ディスクプラッターのキャッシュ領域などを搭載することで、ファイル消去の危険性を最小限に抑え、同時に書き込み処理速度のアップを図っている。さらに誤り検出時のリカバリー時間調整機能も、ファームウェアに組み入れられている。

 IronWolfシリーズには2年間の「Rescueデータ・リカバリ・サービス」がオプションで付帯。4TB以上の製品には2017年末までの購入と登録で、このサービスが5年まで延長されるという。

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