このページの本文へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第459回

動体検知からパノラマ撮影まで、超多機能ネットワークカメラ「スマカメ180」を衝動買い

2017年12月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ジェルパッドで壁に固定しようとするも
10時間で落下 その様子も録画済み……

約4年近く使った先代の自室モニター用ネットカメラ(カメラ一発!)を取り外して、当初は同じ位置にスマカメ180を設置予定だった

約4年近く使った先代の自室モニター用ネットカメラ(カメラ一発!)を取り外して、当初は同じ位置にスマカメ180を設置予定だった

何とか先代カメラの取り付けネジ穴もパテで埋めて、スマカメ180用のマグネット用ウォールマウントキットを取り付けた。しかしACアダプターのケーブル長が足らず……(TOT)

何とか先代カメラの取り付けネジ穴もパテで埋めて、スマカメ180用のマグネット用ウォールマウントキットを取り付けた。しかしACアダプターのケーブル長が足らず……(TOT)

 さて、スマカメ180のハードとソフトの設定はこれで一段落だ。最後は、スマカメ180の物理的な取り付け工事だ。

 当初、筆者は現在まで使ってきた「カメラ一発!」(CS-W70HD)を取り外した同じ場所に新しいスマカメ180を取り付けようとして、別売のマグネット用ウォールマウントキットを取り付けたが、間抜けでどうもコンセントの位置から距離がありすぎてテーブルタップを不細工に延長するしか手段がなさそうだった。テーブルタップによる延長が嫌いな筆者は別手段を考えるしかなかった。

 そんな時、以前から我が家で重宝している「FIXATE」(フィクスエイト)と呼ばれる強粘着のジェルパッドを思い出して、今回もマンションの壁紙の上でスマカメ180の壁面固定に使ってみた。

やむなくスマカメ180の設置位置を大きく下げて室内灯のスイッチのすぐ横に何でも強力にくっつくジェル系のFIXATEを貼り付けて、その上にマグネット用ウォールマウントキットを貼り付けてみた

やむなくスマカメ180の設置位置を大きく下げて室内灯のスイッチのすぐ横に何でも強力にくっつくジェル系のFIXATEを貼り付けて、その上にマグネット用ウォールマウントキットを貼り付けてみた

感覚的には、マグネット用ウォールマウントキットは完璧にくっついてビクともしなかった

感覚的には、マグネット用ウォールマウントキットは完璧にくっついてビクともしなかった

スマカメ180をマグネットで貼り付けて稼働を開始。マグネット用ウォールマウントキットを使うと微妙な角度調整ができるのでなかなか便利だ

スマカメ180をマグネットで貼り付けて稼働を開始。マグネット用ウォールマウントキットを使うと微妙な角度調整ができるのでなかなか便利だ

中途半端な高さのようだが、このくらいの高さのほうが、無駄に天井を映すことがなくてグッドだった

中途半端な高さのようだが、このくらいの高さのほうが、無駄に天井を映すことがなくてグッドだった

 FIXATEは以前、同じ壁面に重量級の「iPad Pro 12.7」を1時間ほどくっつけることができた強者だ。

当初はまったく壁から剥がれ落ちる様子もなかったが、なんと取り付けから10時間ほど後に事故は起こった。ちょうど、朝の5時9分頃

当初はまったく壁から剥がれ落ちる様子もなかったが、なんと取り付けから10時間ほど後に事故は起こった。ちょうど、朝の5時9分頃

 しかし残念ながら今回は約10時間ほどは頑張ったが、朝の5時過ぎに粘着力が尽きて、スマカメ180もろとも床に落下したようだった。

同時刻、急にスマカメ180が下を向いたのか録画動画の視界が下方を向いている

同時刻、急にスマカメ180が下を向いたのか録画動画の視界が下方を向いている

しばらくすると、スマカメ180はほぼ真下を向いているようで、こういう場合もあると想定して、真下にクッションとして置いたトートバッグが見える

しばらくすると、スマカメ180はほぼ真下を向いているようで、こういう場合もあると想定して、真下にクッションとして置いたトートバッグが見える

トートバッグめがけて落下するスマカメ180が落ちながら撮影している最後の姿

トートバッグめがけて落下するスマカメ180が落ちながら撮影している最後の姿

トートバックの上で停止せずに、ACケーブルのせいか横に転がって床に落ちて停止したようだ

トートバックの上で停止せずに、ACケーブルのせいか横に転がって床に落ちて停止したようだ

 喜んでいいかどうかは別にして、午前5時9分に粘着力が弱まって、ついに力尽きて午前5時14分に床に落下するまでの一部始終を動作中のスマカメ180は完全に録画していた。

朝起きてきた時にはこういう状況で、何の問題もなく動作していた。約10時間経過してFIXATEの粘着力が弱り、スマカメ180が傾き、下を向き、落下してトートバックに衝突。勢いが止まらずに床上に再度落下して停止するまでのすべての状況は、しっかりとmicroSDカードにタイムスタンプと動体検知の異常フラグとしてとらえられていた。お陰でこのように時分割の細かな原稿を描くことができている

朝起きてきた時にはこういう状況で、何の問題もなく動作していた。約10時間経過してFIXATEの粘着力が弱り、スマカメ180が傾き、下を向き、落下してトートバックに衝突。勢いが止まらずに床上に再度落下して停止するまでのすべての状況は、しっかりとmicroSDカードにタイムスタンプと動体検知の異常フラグとしてとらえられていた。お陰でこのように時分割の細かな原稿を描くことができている

 残念ながらこの時点では、まだ「動体検知と連動して録画」の設定にしておらず、単なる連続録画設定だったので、落下のイベント時刻の特定にかなりの時間が必要だった。

 もし、昨晩から「動体検知と連動して録画」に設定していれば、スマートプレイバックの効果でより早く確実にイベント(事故)時刻を見つけられたのは言うまでもない。

スマカメ180本体とマグネット用ウォールマウントキットの合計は177gだ。大きなスマホ程度の重さなので、強力とはいえジェルタイプの吸着シートでは無理があった

スマカメ180本体とマグネット用ウォールマウントキットの合計は177gだ。大きなスマホ程度の重さなので、強力とはいえジェルタイプの吸着シートでは無理があった

 事故後計測してみたスマカメ180とマグネット用ウォールマウントキットの実測重量は177gあった。思えば、スマホ1個分くらいの重量のモノを10時間以上、粘着性の低そうなマンションの内壁に吸着していたFIXATEの価値を再認識した次第だ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン