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前田知洋の“マジックとスペックのある人生”第57回

オススメの携帯保護フィルムと、ゴミなし気泡なしの便利グッズ

2017年12月12日 17時00分更新

文● 前田知洋

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携帯の価格上昇で最注目される画面保護フィルム

 このところ、家電量販店でひときわ大きな売り場を確保しているのが、携帯ケースと保護フィルムの商品群。新製品が投入されたタイミングのせいか、とくにiPhoneのコーナーは人気です。ただ、あまりの種類の多さに、選ぶのも悩みます。

 そんなわけで、今回は保護フィルム選びのポイント、後半ではゴミや気泡なしの貼り方を紹介していきます。

裸族とよばれる人々

 先日、筆者はiPhone8 Plusに機種変しました。以前のiPhoneは、ケースなし、保護フィルムなしでした。一部で「裸族」と呼ばれる使い方です(笑)。裸族の理由は、デザインの美しさが引き立つし、気が引き締まって意外に落としにくい。

 しかし、今回、iPhone8 Plusへの機種変時に、ドコモのカウンターで「支払い可能見込み額調査書」(年収とか聞かれるヤツ)を記入したことで本体価格を実感しました。「画面を割らないようにしないと…」とビビって「裸族」を離脱することに。なんか、小心者な理由で恐縮ですが…。

光沢?アンチグレア?樹脂それとも硬質ガラス?

 多様な保護フィルタが並ぶ量販店。まず最初に悩むのはフィルムの光沢の有無かもしれません。他にもブルーレイやUVカット、画面を横から覗かれないプライバシーフィルタなどもあります。筆者は光沢を選びましたが、もちろんお好みやご使用環境で、どうぞ。

 次は、樹脂素材のフィルムか硬質ガラスかを選びます。iPhone8シリーズやiPhone Xは画面のエッジが曲面になっているため、硬質ガラスでもエッジ部分が樹脂のハイブリッドタイプが主流です。本体のカラーを問わず、全面が透明のフィルムや硬質ガラスは、上記の理由で画面よりやや小さめ。そこは注意が必要かもしれません。

 保護ガラスに最近表示されるようになった「9H」などの表示は、JIS規格で定められる「鉛筆強度」です。ガラスの硬さではなく、ガラスコーティングの硬さのことです。じつは、JIS規格では「9H」までしか定められておらず、「10H」や海外製品の「13H」は参考値なのだそう。

 筆者が厚めの硬質ガラス(エッジはPET樹脂のハイブリッドタイプ)を選んだ理由は液晶面のガラスを割らないための保護。その理由は、落下時にフィルタが割れることで衝撃のエネルギーが分散され、液晶ガラスの保護を想定してのこと。

 なので、画面の傷予防、指紋汚れ防止なら、フィルムもリーズナル。これもご使用の環境の合わせて選ぶのがよろしいかと…。

以前のフィルムはセロハンテープを使うとスムーズにはがせる

ゴミなし、気泡なしのフィルム貼り。あると便利なグッズ

 セロハンテープ(以前の保護フィルムを剥がすため)、エアダスター、大判のクリーニングクロス、メガネ型ルーペ。エアダスターはなくても作業できますが、作業の時短になり、ホコリが混入するリスクをさげます。エアダスターはキーボードの掃除などにも使えますので、一本あると便利です。

キーボードの掃除にも便利なエアダスター

 量販店のカメラコーナーなどで購入出来る大判のクリーニングクロス。端が縫製されているので、クロスからのホコリの発生がさけられます。保護フィルムに入っているクロスよりも確実に画面の汚れがとれます。

撮影用ライトを買ったときに無料でもらった大判クリーニングクロスを活用

 メガネ型ルーペは、肉眼では見えない微細なゴミを発見できますし、マイクやカメラ位置の調整が素早くできます。これも作業の時短のためなので、なくてもOKかも…。しかし、メガネ型ルーペはあると便利ですし、人間はほぼ必ず視力が低下しますので投資だと考えて、これを機会に購入するのもオススメです。

ルーペメガネで微細なゴミも見逃さない

フィルムを貼る環境

 「フィルム貼りはホコリの少ない浴室がいい」なんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、確かにオススメです(笑)。しかし、いろいろな事情で、オフィスや家に帰る前に貼りたい場合は、夜よりも朝、人の出入りが多いところよりも少ない場所、低い机よりも高い机の順番で空気中のホコリが少なめです。じつは、フィルムを貼る前に部屋に掃除機をかけるのは逆効果。掃除機からの排気がホコリを巻き上げてしまいます。

 空気中のホコリは、人を含むモノが動くと舞う。ホコリの滞空時間はとても長く、落下しきるのに時間がかかるが特徴。朝や休日に外の空気が澄んで見えるのは、そんなことも理由のひとつです。

 意外に盲点なのは、保護フィルムを貼る時の服装。空気中に浮遊するゴミの多くは、衣服などの繊維や衣服に付着していたホコリが原因です。貼る前に別室で着替えるか、フィルムを貼る場所に入る前に十分に服のホコリを落としておくといいでしょう。このあたりは、花粉症対策と似ています(笑)

空中への霧吹きも有効

 逆光撮影にも使われるテクニックの1つに「空気中に霧吹きをする」があります。これは空中のホコリに水を付着させ、強制的に下に落とす方法。多少湿っても構わないカーペットなどの場所で有効です。ただし、フィルム貼りが終わったら換気を忘れずに。この方法は、刑事ドラマシリーズの名作『古畑任三郎』のモノローグのシーンの撮影でも使われました。

前田知洋(まえだ ともひろ)

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、英国チャールズ皇太子もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版社)、『芸術を創る脳』(共著、東京大学出版会)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。

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