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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第266回

モンゴルでエンジニアの卵と触れあったり家電量販店を回ってみた

2017年12月02日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 最後に、盗品が売られているという闇市へ案内してもらう。とはいえ拍子抜けした。なぜなら、どちらかというと露天でフリマのようなオープンな雰囲気だったのだ。しかも、商品がショボすぎる。靴や衣料品、工具などのお古が並んでいる。リモコンやACアダプターを山積みにしていたりしている。1~2ヵ所、携帯やスマホを置いてあったがぼろすぎる。確かに、人の柄もちょっと悪いので、退散することにした。

途中の露天では、生活雑貨などを安価に販売している

盗品市も活気づいていたが、高そうなものは並んでいなかった

 この日は、一緒にモンゴルでビジネスをする仲間たちも日本から来て合流。The Bullという店で、火鍋を楽しんだ。羊はもちろん、馬や牛などのしゃぶしゃぶをこれでもかと注文し、酒も飲みまくって、なんと会計一人2000円も行かないのだ。素晴らしすぎる。昨年来たときよりも、野菜が豊富に出回っているように感じていたのだが、モンゴルの大統領が7月に変わり野菜の自国生産を促しているためだという。

 オーダーは「ゾクチョウ!」と言って、ウエイターやウェイトレスを呼んで、注文する。毎回毎回メニューを下げるので、メニューを持ってきてもらってから商品を選ぶのだが、それでいいらしい。モンゴル人も一緒に卓を囲んだのだが、小話をひとつ。反町隆史さんがチンギス・ハーンを演じた映画があるそうで、その中で、族長を呼ぶシーンがあるという。偉い族長を反町がゾクチョウと呼ぶシーンなのだが、モンゴル人にとってはウェイターを呼ぶ言葉なので鉄板の爆笑シーンとのこと。

 ちなみに、ヤナギヤという発音はセクシーという意味。通訳は若い女性だったのだが、名前を知ってからはホットセクシーと英語で呼ばれるようになった。

The Bullで火鍋三昧。モンゴルに来た人にはイチオシ

 翌16日は、出店予定地の工事状況を視察した。160席くらいの店なのでなかなか大掛かりだ。工事の少し進行は遅れ気味だが、担当者と話したところ、すべて把握していたので安心した。

 天井が高いので、提灯を大量に吊して、日本の情緒を感じさせる店内にしようと考えている。店名は「花円」で、12月下旬オープンを目指して進行中だ。もし、モンゴルに遊びに来たときには、ぜひご贔屓にいいただければ嬉しい。

ばりばり工事中。とはいえ、元から工期通りには終わらないと聞いていたので、想定内

出店予定地。原価BAR4店舗を全部足したよりも広い

設計図。真ん中にはお立ち台にも使えるステージを設置

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