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インテルのベアボーンで4Kテレビ用の超小型PCを組み立てた

2017年11月25日 12時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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 4Kテレビにつなぐための超小型PC(ベアボーンキット)について、前の記事で紹介したが、書いているうちに実際に欲しくなってしまい、機材を調達しに秋葉原へ出向くことにした。

 オンラインで購入してもいいのだが、いかんせん筆者は自作をもう何年もやっていない。パーツ選びなどはよくわからないので、店員に相談しながら買おうと決めたのだ。

インテルのNUCをベースに4K PCを作る

インテルの「NUC7i5BNH」

インテルの「NUC7i5BNH」

 まず、選んだベアボーンキットはインテルの「NUC7i5BNH」。インテルの第7世代 CPUであるCore i5-7260Uを搭載したNUCだ。

 同様の仕様でさらに小型の「NUC7i5BNK」もあったのだが、店頭の価格が1万円ほど安く、かつ2.5インチストレージを内蔵できる(小型のほうはM.2のみ)。

本体前面。USB端子×2とオーディオ出力がある。電源を入れると白い線の部分が青く光る

本体前面。USB端子×2とオーディオ出力がある。電源を入れると白い線の部分が青く光る

本体背面。HDMI端子とUSB端子×2、USB Type-Cポートもある

本体背面。HDMI端子とUSB端子×2、USB Type-Cポートもある

 HDMI 2.0a出力と明記されていたのも魅力。4KだけでなくHDRにも対応するということで、動画配信サービスの4K HDRコンテンツ視聴や4K BD(Ultra HD Blu-ray)の再生もできるかも、と夢が膨らむ。

 とりあえずベアボーン本体は決定したが、メモリーとストレージ、OSを調達しなければならない。

 メモリーは1枚差しでいいのか、2枚差しがいいのかもわからない筆者。パーツの選定はお店の人におまかせである(価格だけは指定した)。

メモリーは4GBのDDR4 SO-DIMMの2枚セット

メモリーは4GBのDDR4 SO-DIMMの2枚セット。ゲームをやるにはこれでは全然足りないが……

ストレージは「Crucial MX300」。275GBという、ちょっとお得感のある製品だ

ストレージは「Crucial MX300」。275GBという、ちょっとお得感のある製品だ

USBメモリーに入ったWindows 10 Home。OEM版とあまり値段が変わらない

USBメモリーに入ったWindows 10 Home。OEM版とあまり値段が変わらない

 結果、4GBメモリーを2枚、275GBのSSDを1つ、Windows 10 HomeのUSBメモリータイプを1つ購入した。

 価格は、ベアボーンキットが約4万5000円、メモリーが約9000円、SSDが約1万円、Windows 10が約1万5500円。合計で約8万円となった。

 案外高くついたかな、と思ったが、たとえばマウスコンピューターのミニPC「LUV MACHINES mini」と比較してみると、同じようなスペックのモデルが約8万円で売られていた。

 コストパフォーマンスの面では妥当なのではないかと思う。

NUC7i5BNHの電源アダプター。出荷状態では端子部は付いておらず、自国のコンセントの形状に合わせて自分で取り付ける

NUC7i5BNHの電源アダプター。出荷状態では端子部は付いておらず、自国のコンセントの形状に合わせて自分で取り付ける

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