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Z370N WIFIで4K BDシアターPCをお手頃に自作する

2017年11月30日 11時00分更新

文● 藤田忠

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液晶テレビ&PCで4K HDRを楽しみたい!

 ゲームや配信動画サービス、Ultra HD Blu-ray Disc、ハンディーカメラ、一眼レフカメラと、とどまることを知らない4K&HDR(High Dynamic Range)の波。

 Windows 10の最新大型アップデート「Fall Creators Update」でHDRに対応するなど、PC環境も4KとHDRのサポートが着々と進んでいる。40~43型の4K液晶テレビなら、理想視聴距離(画面高さ×1.5倍)は80cm程度なので、PCディスプレーとしても使える。

 価格面でも、液晶テレビのほうが優秀で、PC向けの4K HDR対応液晶ディスプレーは31.5型が、40~50型の4K HDR対応液晶テレビ(IPS方式)と同価格帯になっている。

 4K&HDRに対応する液晶テレビに、Ultra HD Blu-ray Discの視聴から映像編集など、いろいろできるPCを組み合わせるのも面白い。

 ゲームもありだが、4K HDRの映像美をじっくり、ゆったりと満喫するなら、Ultra HD Blu-ray Disc(UHD BD)が超オススメ。

 感動必至な映像美を、さまざまなコンテンツで楽しめるUHD BDを楽しめるシアターPCを構築したい! ただし、必要なハードウェア要件はWindows画面のHDR表示や4K HDRゲームなどと比べると高くなる。

今回は第8世代Coreプロセッサー向けのLGA1151マザーボードの「Z370N WIFI」を中心に構成を考える。コンパクトPCを組めるMini-ITX規格になっている
今回は第8世代Coreプロセッサー向けのLGA1151マザーボードの「Z370N WIFI」を中心に構成を考える。コンパクトPCを組めるMini-ITX規格になっている

 そんなUHD BDを楽しめるシアターPCに最適なマザーボードがGIGABYTE「Z370N WIFI」である。その理由を5つ紹介していこう。

主なスペック
主なスペック

著作権保護の要件が厳しいUHD BD

Windows向けの定番再生ソフト「Power DVD」。最新バージョンは「Power DVD 17」になっている Windows向けの定番再生ソフト「Power DVD」。最新バージョンは「Power DVD 17」になっている

 その前に、Ultra HD Blu-ray Discの再生条件がなぜ厳しいのか解説しておこう。通常(2K)のBlu-ray Discの登場時もデジタル出力時(PC)には液晶ディスプレー、グラフィック機能ともにHDCPに対応している必要があったが、Ultra HD Blu-ray Discではさらに条件が厳しくなっている。

 その最たるものが、著作権保護管理「DRM(Digital Rights Management)」の仕組みとなる「AACS 2.0」を解除すること。このため、PC向けのUltra HD Blu-ray Disc対応再生ソフトCyberLink「Power DVD」は、Intel第6世代Coreプロセッサーの一部から導入がはじまったセキュアな実行環境で暗号化鍵の解除を行なう「Intel SGX」(Intel Software Guard Extensions)を利用する。

 そのため、Intel SGXをサポートするIntel第7世代Core i5/i7(Kaby Lake-S/H)以降のCPU、Intel SGX対応マザーボード(BIOSサポート)が必要。

 そのうえ、デスクトップPCで必須になる出力端子は、「HDMI 2.0a」と「HDCP 2.2」をサポートしている必要がある。

Z370N WIFIがシアターPCに最適な5大要素 その1
UHD BD再生の条件をクリアする希少なマザー

GIGABYTE「Z370N WIFI」は、BIOSにIntel SGXを設定項目となる「SW Guard Extensions」を備えている HDMI出力端子はHDMI2.0aとHDCP2.2をサポート。4K@60p、HDR出力に加えて、「Power DVD」でのUltra HD Blu-ray Disc再生が可能になっている
GIGABYTE「Z370N WIFI」は、BIOSにIntel SGXを設定項目となる「SW Guard Extensions」を備えているHDMI出力端子はHDMI2.0aとHDCP2.2をサポート。4K@60p、HDR出力に加えて、「Power DVD」でのUltra HD Blu-ray Disc再生が可能になっている
Windows 10の「ディスプレイ」設定項目で「HDR」を有効に設定することで、CPU内蔵GPUによるHDMI出力→4K HDR液晶テレビでの4K HDR出力が可能に
Windows 10の「ディスプレイ」設定項目で「HDR」を有効に設定することで、CPU内蔵GPUによるHDMI出力→4K HDR液晶テレビでの4K HDR表示が可能に

 Ultra HD Blu-ray DiscのPC視聴に必要となるIntel SGX、HDCP 2.2、HDMI 2.0aをサポートする希少なマザーボードが、Intelの第8世代Coreプロセッサー向けチップセット「Intel Z370」を採用するMini-ITXマザーボードのGIGABYTE「Z370N WIFI」だ。

 リビングにもマッチするコンパクトPCを組めるMini-ITX規格を採用している点や、魅せるPCにできるRGB LEDイルミネーションコントロール機能の「RGB Fusion」など、Intel SGX、HDCP 2.2、HDMI 2.0a以外の魅力もいっぱいだ。

「RGB Fusion」対応のLEDテープなどの発光色とパターンをコントロールできる 電源回路部にヒートシンクを装備。Core i7搭載時も、しっかり廃熱
「RGB Fusion」対応のLEDテープなどの発光色とパターンをコントロールできる電源回路部にヒートシンクを装備。Core i7搭載時も、しっかり廃熱

Z370N WIFIがシアターPCに最適な5大要素 その2
第8世代Core iシリーズをサポート

デスクトップ向けの第8世代Coreプロセッサーは、6種類が発売されている 編集系作業におすすめな最大4.7GHz(全コア4.3GHz)動作の「Core i7-8700K」。実売価格は4万6500円前後
デスクトップ向けの第8世代Coreプロセッサーは、6種類が発売されている編集系作業におすすめな最大4.7GHz(全コア4.3GHz)動作の「Core i7-8700K」。実売価格は4万6500円前後

 GIGABYTE「Z370N WIFI」は、Intel最新CPUの第8世代Core iシリーズ向け。4Kビデオカメラなどで撮影した家族の4K映像や写真を編集するのにグッドな6コア/12スレッドの「Core i7-8700K」や、1万5000円前後でUHD BDの視聴などには十分な4コア/4スレッドを実現する「Core i3-8100」などと組み合わせられる。

 なお、いずれもCPU内蔵GPUは「Intel UHD Graphics 630」になっている。

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