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Alexa、日本へようこそ

Amazon Echoファーストインプレッション 後発ながら日本語認識は超優秀

2017年11月18日 10時00分更新

文● ゆうこば

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Amazon Echoがやってきた

 先日発表され、招待者から順次発送されているアマゾンのスマートスピーカー「Amazon Echo」。各種SNSを見てみると招待者の選定基準が公表されておらず(事前の申し込みは必要)、まるで宝くじやゲームのガチャのようにも見えておもしろい。

 そんなAmazon Echoが編集部にもついに到着。Echoは既存のスピーカーなどに接続して利用する前提の「Echo Dot」(5980円)、スタンダードモデルの「Echo」(1万1980円)、Zigbeeを活用したスマートホームの制御ハブにもなる「Echo Plus」(1万7980円)の3種類がある。今回届いたのは、スタンダードな無印のEchoだ。

まずは開封、内容物はスマートデバイスらしくシンプル

 まずは、同梱物などを確認してみよう。Echoの外箱は、搭載されているアシスタント「Alexa」のテーマカラーと同じ淡いブルー。側面には日本ですでにスキルを配信している企業のロゴが並ぶなど、きちんと日本語仕様になっている。

同社のタブレット「Fire」シリーズの箱はオレンジだが、「Echo」シリーズは青に統一されている

 中身も非常にシンプルで、箱を空けると、本体が出現し、本体下にあるポケットのようなところに専用のACアダプターが入っている。説明書とカンタンなアレクサのコマンド一覧が書かれた紙も入っているが、書いてあることは最小限で、基本的にはAndroid 5.0以上、iOS 9.0以上、Fire OS 3.0以上に対応したアプリの指示に従い、操作していくことになる。

内容物一覧。箱は上から取り出す仕様のため、空けている途中でボロっと出てくることはない
iPhone Xと比較。Echoの高さは148mmほどなので、意外にコンパクトな印象
本体上部は音量調整、アクションボタン、マイクオフボタンの4つのボタンと、7つのマイクが配置背面には電源挿入口とオーディオジャックの差込口(出力用)がある
底面のボタンはカバーを取り外す際に使うカバーを取り外して他の色をつければ、部屋のインテリアや気分によって変えられる

AlexaアプリはiOS版がスムーズに動く印象

 さて、セットアップ自体もほかのスマートスピーカーはもちろん、テレビやワイヤレスオーディオの設定をしたことがある人であれば、迷うことはない。基本的には、AlexaアプリをインストールしてAmazon.co.jpアカウントでログイン。その後は、アプリに表示されるがままにスマホとEchoを接続し、EchoにWi-Fi設定ができれば問題ない。

Androidの場合、AlexaアプリはGoogle Playストアからダウンロードする利用にはAmazon.co.jpのアカウントが必要
デバイスの設定をするには、アプリの「設定」画面を開く今回は「Echo」を選択するが、日本未発売の端末も選べるようになっている
画面とEcho本体のLEDカラーや音が連動して案内してくれるため、迷うことは少ないセットアップ完了後は「はじめてのEcho」というムービーを見て使い方が学べる

 タイミングやネット環境などによるかもしれないが、最初Android版Alexaアプリでセットアップをしたところ、Echo自体は日本語でしゃべるのにスキルのストアがアメリカ向けのものになってしまった。

 また、Amazonアカウントの設定がうまく読み込めずチュートリアルのローカル設定がすべてシアトル(Amazon本社あるからか)になってしまい、シアトルの天気やチュートリアルで英語のフラッシュニュースを聞かされる羽目になってしまった。

 幸い、手元にiPadがあったためセットアップしなおしたところ、無事日本語環境で全設定が完了した。一般のご家庭に複数のOSの端末があるとは限らないため、もしアプリ通りに進めてもうまく動作しなければ、アカウントをログアウトしたり、アプリを入れ直すことをオススメする(今回はメーカー貸し出し品でのレビューのため体験できなかったが、一般的には出荷時に購入したアカウントのセットアップが済んでいるケースもあるようで、この心配はほとんど無用かもしれない)。

Alexaの文字認識率はかなり高いイメージ
キラーアプリならぬキラースキルの登場に期待

 セットアップ後、天気などはすぐに開始できる。問題なくセットアップできていれば、Amazon.co.jpに登録してある住所情報を読み込んでいるためだ。

 Alexaとの雑談もおもしろい。定番である「元気?」などもきちんと受け答えしてくれるし、「歌って」といえば通常の自動読み上げではなくきちんとした「アレクサの歌」が再生される(しかも、何パターンかあるようだ)。日本上陸にあたり日本語の勉強をしっかりしてきたというだけはあるようだ。

ついつい雑談を楽しんでしまうのは、スマートスピーカーあるある
Alexaアプリの履歴欄には、いままで話しかけた内容が確認できる。それぞれをタップすると「意図したとおりの反応があったか」と質問されるので、そこで答えていくと、Alexaを成長させていくことができる

 さて、Echoの真骨頂はすでに日本向けにも250種以上あると言われている追加機能「スキル」の存在だ。スキルはスマホでいう「アプリ」のようなもので、前述のスマホアプリからスキルを有効化しないとEcho上でどんなに呼びかけても起動しない。

 Google Homeの似たような仕組み「Action on Google」は、音楽サービスの登録など意外は、基本的には事前インストールのような手順は不要なため、Echoの方がやや手間がかかる。しかし、逆を言えば自分が絶対使わないようなサービスが起動することはないため、そこは好みによるような気もする。

スキルはすでに日本企業も多くリリースしている。中には音だけを出すスキルや星座ごとに分けられたスキルもあるため、一概に豊富とは言えないが、どんどん増えることが楽しみだ

 いずれにせよ、やはりアメリカなどで先行して展開され、UI/UXは非常に洗練されている。とくに割と大きな音をEcho自体から出しているのに、小声で「Alexa」と呼んでもきちんと起動したのは驚いた。7つのマイクによる音声認識・ノイズキャンセルは伊達ではないようだ。

 スマートスピーカーの購入を検討している人は、まずアマゾンでリクエストを送り、招待を待ってみよう。

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