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最安価な「Dell Visor」はWindows Mixed Realityヘッドセットの本命か?

2017年11月20日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ハイサイ比嘉

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 5万円前後の安価な価格設定、セットアップの容易さから現在注目を集めているVRデバイスが「Windows Mixed Realityヘッドセット」。10月17日に提供開始された「Windows 10 Fall Creators Update」と同時にPCメーカー各社から対応ヘッドセットが発表されている。今回は12月9日に発売されるデルの「Dell Visor with Controllers VRP100」(以下Dell Visor)の実機レビューをお届けする。

デル「Dell Visor with Controllers VRP100」。実売価格4万8000円前後

 Dell Visorはマイクロソフトが策定した「Windows Mixed Reality」規格に対応したVRデバイス。対応製品はエイサー、HP、デル、富士通、レノボなどのPCメーカーから発表されており、ヘッドセットのデザインはそれぞれ異なるが、基本スペックは同一で、コントローラーはまったく同じものが使われている。

「Windows Mixed Reality」対応ヘッドセットの主なスペック
ディスプレー方式 LCD
ディスプレー 2.89型×2
解像度 2880×1440(1440×1440×2)
視野角 110度
リフレッシュレート 90Hz
センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、トラッキングカメラ
インターフェース USB 3.0、HDMI 2.0またはHDMI 1.4
オーディオ マイク・ヘッドホン兼用端子(3.5mmステレオミニジャック)
ケーブル長 USB 3.0端子(Type-A)/HDMI(Type-A)コンボ端子ケーブル(ケーブル先端はUSB 3.0、HDMIコネクターに分岐)
サイズ 約幅170.5×奥行き270×縦130.5mm
重量 約0.59kg
コントローラー モーションコントローラー
モーションコントローラーの形状、仕様は各社共通。異なるのはロゴのみ

 「Dell Visor」の価格は実売価格4万8000円前後と最も安価だが、装着感、使い勝手はよくできている。ヘッドセットのストラップ部分には厚めのクッションが貼り付けられており、長時間装着していても頭を締め付けられるような窮屈さはない。

 他社製VRヘッドセットの中には鼻の隙間から光が洩れてくることがあるが、Dell Visorには切れ込みが入ったゴムシートが設けられており、東洋人の低い鼻にもフィットする。3.5mmオーディオジャックが後頭部側に配置されている点も、イヤフォン/ヘッドフォンのケーブルが頬に当たらないようにするための配慮と思われる。

 弱点はVRデバイスの先行者である「Oculus Rift」や「HTC Vive」に内蔵されている目幅調節機構が搭載されていないこと。コストダウンのために省かれたとしたら残念だ。

ストラップ部分に設けられているクッションは厚手で柔らか。多少の頭の形状の違いなら柔軟に変形してフィットする
ストラップにはダイヤル式調節機構「サムホイール」が内蔵されている。締める、緩める自由自在で、調節した位置で固定される
鼻が当たる位置に切れ込みの入った逆V字のゴムシートが装着されている。鼻が高くても低くてもぴったりとフィットする仕様だ
3.5mmオーディオジャックは後頭部側に回されている。イヤフォン/ヘッドフォンを後頭部側でY字掛けすれば、ケーブルが頬に当たることはない

デル株式会社

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