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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第31回

冬ボーナス時期到来! お勧めのDAS? それはDrobo 5C

2017年11月30日 11時00分更新

文● 飯岡真志、編集 ●金子/ASCII.jp

提供: プリンストン

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写真で見るDrobo 5C

 Drobo 5Cを入手したら、「こんな感じになる」というシミュレーションを写真で紹介しよう。

イカスパッケージのDrobo 5C

大きさ比較のために、3.5インチHDDを載せてみた

 黒一色の金属製筐体とマグネットで固定するフロントパネルというデザインは、Droboシリーズ共通のものだ。

箱から出したDrobo 5C。フロントパネルは映り込みやすいので、撮影はけっこうタイヘンだ

 背面部分は、電源コネクターとUSB 3.0(Type-C)コネクター、電源スイッチとシンプルな構成だ。ケンジントンロックもあるが、日本国内ではあまり使われていない気がする。なお、製品パッケージにUSB Type-C ⇔ USB Type-A(従来からのUSB形状)ケーブルが同梱されているため、USB Type-Aしか搭載しないPCでもすぐに利用可能だ。

 今回はセットアップの詳説などは省略するが、興味がある方は以前のレビュー「新エントリーモデルDrobo 5Cはお得感あり!」も参照いただきたい。

Drobo 5Cの背面

 Droboの管理やステータスの確認といった作業は、MacやWindowsマシンにDrobo Dashboardというアプリケーションをインストールして行う。これはDroboシリーズに共通する点だ。

Droboを管理するDrobo Dashboardの画面。1TB HDDを2台搭載した状態のDrobo 5Cが見えている

Droboの各ベイに搭載しているHDDの情報もこのように見てとれる

HDDを入れて自動で初期設定

 Drobo 5Cを購入し、HDD(最低台数は2台)を搭載したのちパソコンと電源ケーブルを接続して電源スイッチを入れると、まずは自動でファームウェアの更新が始まる。もちろんパソコンはネットワークに接続されている前提だ。

 正確に測定したわけではないが、筆者の通信環境(100Mbpsの光ファイバー)だと、7から8分といったところだ。その間はDrobo DashboardとDrobo 5C本体の前面でLEDが点滅しているのを見ながら、コーヒーでも飲んで待っていれば良いだろう。

 最初のセットアップは、1TB HDDを2台搭載して行った。この状態で実際にストレージとして使用できる容量は、Drobo Dashboardを見れば約800GBとなっていることが分かる。また左下に表示されているDroboを見ると、LEDが2つ点灯した状態になっているが、これはLEDが点灯しているドライブベイにHDDが搭載されていることを示している。

Drobo Dashboardを見ると使用できる容量が約800GBとなっている

 ここでもう1台の1TB HDDをDrobo 5Cに搭載してみる。基本的にDroboのHDD追加・交換は、電源が入った状態で行う。ホットプラグ・ホットスワップである。

1TB HDDを追加し3台になったことで、使用できる容量が約1.6TBに増えていることが分かる

 Drobo Dashboard上でも本体前面でも、緑色に点灯するLEDはそのドライブベイにHDDが搭載されていることを示しているが、もしもドライブが故障して交換する必要が生じたり、容量が不足してきたので追加のドライブが必要になったりした場合は、赤色や黄色などの色でLEDが点灯したり点滅したりして、ユーザーになんらかのアクションを促すようになっている。フロントパネルの裏側は、LEDの状態の早見表になっているので、LEDが緑色点灯以外の状態になったら、慌てず騒がずパネルを外して状況を確認し、それに応じて必要なアクションをとるというのがDroboの運用方法だ。

 早見表は英語だが、シンプルな内容なのでこのまま使っても良いし、日本語に訳された早見表のシールも付属しているので、これを上から貼っても良いだろう。

フロントパネル裏にはLEDの状態と必要なアクションが記されている

 この冬、ボーナスを手にすることができた幸せな方は、大切なデータを保護できるDrobo 5Cをゲットしてさらなる幸せを目指すというのはいかがだろうか?


 

(次ページ、「12TB HDD登場! Drobo 5Cで使える?」に続く)

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