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OSブートやデータ格納を1つのチップで実現

産業向けSDカードの信頼性をオンボードで実現する「eSD(Embedded SD)」

2017年11月15日 15時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「eSD(Embedded SD)」

 ハギワラソリューションズは11月15日、SDカードインターフェースを持つ表面実装タイプの「eSD(Embedded SD)」を発表。2018年3月上旬に発売する。

 SDカードのインターフェースを持ちつつも表面実装タイプ(JEDEC 100Ball BGA)であり、フラッシュメモリーを信頼性の高いNAND型SLCとすることでeMMCに比べて10倍以上の書き換え寿命を実現。機器の省スペースと信頼性の向上が可能となる。

これまでブート用とデータ用の2つのメモリーが必要だったケースでも1チップで実現

 SDインターフェースなので特殊なコントローラーなしに各種機器に組み込めるほか、OSブート用メモリーとして主に使わているNOR型フラッシュメモリーを置き換えることでコストダウンも可能。オリジナルのNANDコントローラーを内蔵することで産業機器に最適なメモリーマネジメントを行なうほか、従来のリフレッシュ機能を独自拡張したアクティブリフレッシュ機能も搭載。容量は1GB/2GB/4GB/8GB/16GBをラインアップする。

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