このページの本文へ

「Web Performer V2.1.1」が「AWS Elastic Beanstalk」に正式対応

キヤノンITS、アプリ高速開発ツールがAWS運用自動化ツールに対応

2017年11月15日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は11月14日、Webアプリケーション自動生成ツールの最新版「Web Performer V2.1.1」の販売を開始した。アマゾン ウェブ サービス(AWS)の「AWS Elastic Beanstalk」に正式対応し、開発したアプリケーションのクラウド上でのデプロイやスケーリング、管理などを自動化している。

最新版「Web Performer V2.1.1」の特徴。「AWS Elastic Beanstalk」に正式対応し、クラウド上での運用自動化を推し進めている

 キヤノンITSが開発するWeb Performerは、設計情報の入力によってノンプログラミングでWebアプリケーション(Java/HTML5アプリ)を自動生成するツール。GUIエディタなどの開発画面を活用して、利用者と開発者が一体となったアプリケーションの“超高速開発”を可能にする。

 最新版のV2.1.1では、AWS Elastic Beanstalkに正式対応した。Elastic Beanstalkは、Webアプリケーションの負荷分散や自動スケーリング、状態監視などの機能を提供し、運用管理作業を自動化するツール。これにより、従来のアプリケーション開発だけでなく、運用管理の自動化も推進する。

 Web Performerの価格(税抜)は、自社向けシステムの開発ライセンスが360万円から(最小構成3ライセンスから)、第三者向けシステムの開発(SI開発)ライセンスが150万円から(最小構成2ライセンスから、年間契約方式)。

カテゴリートップへ