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魅惑のXperia周辺機器 ― 第78回

Xperiaとコンビで使えるプレーヤー「NW-A40シリーズ」:Xperia周辺機器

2017年11月12日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 いつも持ち歩くXperiaだからこそ、音楽を聴けるととてもラクな反面、たくさんアプリや写真を貯め込んでしまうと楽曲が入りきらなかったり、音楽を聴いている最中に通知音がピコンと鳴ったり、ついつい聴きすぎてバッテリー残量が心もとなくなってしまうこともあります。

 「バッテリー残量が心配ならひとまずモバイルバッテリーで電源を確保しよう」と思ったみなさん、ちょっと待って下さい。実はとってもいい製品があります。それは、音楽プレーヤーの「ウォークマン」です。

 何を本末転倒なことを言っているのかという方もいると思いますが、最新のウォークマンはXperiaとものすごく相性が良いのです。この秋に登場したソニーのウォークマン「NW-A40シリーズ」は、れっきとした音楽プレーヤーです。

 ラインアップとしては、容量違いで64/32/16GBの3種類があり、足りない容量は外部メモリー(microSDカード)でまかなえます。しかも、音楽専用としてズバっと割り切っているので、こちらに音楽データをたくさん入れることで、Xperiaのデータ容量の負担を減らすことができます。

 本体サイズは約55.9×97.5mm×10.9mmで重さは98gとコンパクト。Xperiaの中でも小さい部類に入る「Xperia X Compact」と比べても圧倒的にNW-A40シリーズがコンパクトです。

 解像度480×800ドットの3.1型タッチパネルで操作するあたりはスマートフォンと同じですが、本体の右サイドに電源ボタン、ボリュームのプラスマイナスキー、再生/一時停止キー、ホールドスイッチを備えています。

 例えば音楽を聞いている際、わざわざウォークマンの画面を見なくても必要最低限の操作ができるようボタン形状や突起、指ざわりで確認できるのは、スマートフォンにはないオーディオプレーヤーならではの利点です。

 本体のフレームはアルミダイキャスト製で剛性感も高くがっしりしており、背面にはNFCを備えています。MP3(128kbps)再生時で約45時間、ハイレゾ(FLAC 192kHz/24bit)再生時で約30時間の連続再生が可能(NC機能OFF時)で、バッテリーのもちの良さもスマートフォンに勝るところ。

 DSDの再生(DSD 11.2MHzまで)や192MHz/32bitのリニアPCM変換による再生、FLAC(384kHz/24bitまで)再生にも対応しています。

 そして、音楽プレーヤー専用機だけあって、基板レイアウトから採用する素材に至るまで、中身は完全に高音質化を目指して作られています。基盤配列はバッテリーからフルデジタルアンプ「S-Master HX」への電源が最短ルートを通るようレイアウトされ、音の定位が良くなりボーカルの歪感を改善。

 サンプリング周波数に合わせて44.1/88.2/176.4kHz(CD/DSD系)と48/96/192kHzのデュアルクロックを搭載、フルデジタルアンプ「S-Master HX」の電源部にノイズが少なく良質な電力を供給できるコンデンサー「POSCAP」を5基搭載。

 フルデジタルアンプ「S-Master HX」のICと基板の間の接続部分には無鉛高音質はんだを採用したり、固定するビスに導電性のあるものを採用したり、電源部に低抵抗ケーブルを採用したり、基板の一部を銅メッキで穴埋めするフィルドビア(Filled VIA)構造といった設計がなされています。

 ヘッドホン出力は35mW+35mWと大きく、どんなヘッドホンでも音を出しきれないなんてことはありません。圧縮音源をハイレゾ相当に補完する「DSEE HX」も5つのモードで変更できたり、アナログアンプと同じ位相特性を実現する「DCフェーズリニアライザ―」、6バンドのイコライザー、自然で広がりのあるクリアなサウンドを再現する「クリアフェーズ」や、ソニーオススメのいい音を手軽に楽しめる「クリアオーディオプラス」などを搭載しているあたりは、さすが専用機という印象です。

 オールマイティに使えるよう設計されているスマートフォンでは、音質に対するハードウェア的な制限がかなり難しいことを考えると「餅は餅屋」なのだとも言えます。

 Bluetooh接続により、ワイヤレスでヘッドフォン鑑賞やスピーカー出力も楽しめます。対応コーデックはSBC、aptX、ワイヤレスリスニングを高音質化する「LDAC(エルダック)」に加えて48kHz/24bitの音声データが伝送可能なaptX HD audioまで幅広く対応しているため、ヘッドフォンも選びがいがあります。

 そして、マルチポイントに対応したヘッドフォンを用意するとさらに便利です。A2DPプロファイルに対応する音楽再生担当のウォークマンと、HFPまたはHSPプロファイルに対応する通話担当のXperia、それぞれにヘッドフォンをペアリングをしておくと、たとえばウォークマンで音楽を聴いている際、Xperiaにかかってきた電話を着信し、そのままハンズフリーで通話することも可能。

 音楽データの容量とバッテリーの駆動時間をあえてウォークマンに分散してあげることで、Xperiaをより快適に使えます。

 さて、これだけであれば、実際のところ他の音楽プレーヤーでも同じことができます。しかし、あえてウォークマンのNW-A40シリーズをご紹介した理由は、USB DAC機能を搭載することで、なんとXperiaのポータブルアンプとしても活用できること。USB DAC機能については、次回にご紹介いたします。

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