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MoguraVRのゲームとって出し第57回

目の前に広がるのは壮大な冒険の世界

VRで壮大なジオラマを眺めつつ戦うリアルタイム戦略ゲーム「Skyworld」

2017年11月09日 17時50分更新

文● やましん/Mogura VR

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 今回紹介するのは目の前に広がるジオラマの中で戦うVR戦略ゲーム「Skyworld」。中世を舞台にしたフィールドで、兵士や将軍といったユニットを操り敵の城を制圧する。VRを用いたリアルタイムストラテジーゲームの中でも非常にクオリティーが高い作品だ。

 ゲームを開始するとジオラマが目の前に広がる。ジオラマには2つの城があり、敵側の城を攻め落とせばクリアになる。ただしジオラマには多数のオブジェクトが配置されているため、そのままではステージの全容がわかりにくい。ステージは端の方をつかむことで回転させたり、高さを調節したりできるので、見やすい位置から眺めよう。

 基本的に手で操作する。マップ上にあるオブジェクトはどれも触れると異なった反応を返してくるので、とりあえず触っているだけでも楽しめる。マップに設置する建物の配置などはウィンドウを出して項目をタッチすると選択できる。

 ウィンドウは自分の好きな場所に配置することもできる。筆者が実際にプレイした際にはいくつもウィンドウを空中に置いていた。置く場所を間違えると非常に邪魔になるが、上空に配置するとすべての情報が一気に見られるので便利である。プレイする際は自分の見やすい配置にするのがよいだろう。

 工房では兵士の種類を増やせるほか、兵士のアップグレードができる。低難易度であればアップグレードはせずとも大丈夫だが、難易度が上がるにつれてどの兵士をアップグレードするかが重要になってくる。アップグレードには資金や資源が必要となるため、建物の設置は計画性が求められる。

 ステージ上で敵将に出会うと戦闘が開始する。戦いが始まるとジオラマが裏返って専用ステージへと移行。ここからはリアルタイムストラテジーで戦闘となる。

 プレイヤーはメニューから兵士を選んでステージに配置する。兵士たちは勝手に敵陣地へと突撃していくため操作は必要ない。敵もどんどん兵士を召喚してくるため、その配置を見ながら適切な位置に兵士を置いていこう。

 また、魔法を使って兵士たちを援護することもできる。自分の兵士が苦戦しているようなら火や氷の魔法で援護しよう。ただし相手も魔法を使ってくるので要注意だ。

 VRゲームには目の前に広がるミニチュアサイズのジオラマで戦争ができる作品が多く存在するが、本作はその中でも非常にクオリティーが高い。「AirMech Command」や「Landfall」などのVRリアルタイムストラテジー作品はSFや現代的な戦闘をモチーフとしているが、本作はファンタジーがベースとなっており、剣と魔法の世界が舞台である点も注目ポイント。

 ターン性のパートとリアルタイムストラテジーのパートを行ったり来たりするのも斬新なシステムだ。いわゆる中世ファンタジーをベースとしたジオラマを見られる作品もそれほど多くはないため、ファンタジー系タイトルが好きな人にはうれしい。

 本作は全体的に細かなインタラクションなどの作りもしっかりしており、ビジュアルや斬新なシステムなども好感触なタイトルだ。VRでのストラテジーゲームを楽しみたい人に強くオススメしたい。

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