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FFF方式の3Dプリントで、新素材CPLAフィラメント採用

1600万色のフルカラーで3Dプリントできる「ダヴィンチ Color」

2017年11月07日 13時50分更新

文● 山口/ASCII

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 ユニットコムは11月7日、パソコン工房 AKIBA STARTUPにて、1600万色のフルカラーで立体フィギュアが作れる3Dプリンター「ダヴィンチColor」を販売開始すると発表した。価格は78万6240円。

 ダヴィンチColorは、3Dプリント技術とインクジェット技術を融合した3Dプリンターだ。これまでは単色での出力のみで、カラーの立体物を作るには別途着色する必要があったが、フィラメント出力と同時にインクを着色することでフルカラーの立体物を作ることが可能になった。

 FFF(熱溶解積層)方式の3Dプリントで、新素材CPLA(色吸収PLA)フィラメントを採用。造形しながら直接染料を付着しカラープリントするため、効率的にフルカラー3D出力ができるという。CPLAは接着など加工もしやすく頑丈で、出力されたあとにさまざまな用途で活用可能としている。

 本体上部には5型カラータッチパネルを搭載。また、Wi-Fi接続の各機能に加え、停電およびフィラメント切れ時における印刷中断再開機能が付いている。

 なお、パソコン工房 AKIBASTARTUPにて展示・実演デモを実施している。展示期間は12月31日まで。

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