このページの本文へ

マルチに使える高品位モデル

新XPS 13は第8世代Coreプロセッサーと狭額ベゼルでPhotoshopが快適!

2017年11月04日 12時00分更新

文● 貝塚/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル

 およそ5.2mmという、ノートパソコンとしては異例の狭ベゼルで人気を集めるデルの「XPS 13」シリーズに、インテルの第8世代プロセッサーを搭載するモデルが追加された。今回試したのは、その中でもCore i7-8550Uを搭載する「XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル」。

 XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネルに搭載されるCore i7-8550Uは、4コア/8スレッドと、従来のプロセッサーと比較して、コアが倍増し、総合的に処理性能がアップしているとされる。

写真、映像編集作業に強い抜群の没入感

ベゼル幅はおよそ5.2mm

 既存の第7世代プロセッサーを搭載したモデルと共通の特徴となるが、やはりXPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネルの最大の特徴はおよそ5.2mmという極めて狭いベゼルになるだろう。

 昨今のノートパソコンは、数年前に発売されたモデルと比較すれば、どれもベゼルが狭くなっている傾向にある。しかし、その中でもXPS 13のベゼル狭さは群を抜いている。デルでは「世界初のフレームレス」とうたっているが、離れてみるとほとんどベゼルが目立たず、まさしくディスプレーが空中に浮いているように見える。

 この特徴は特に写真や映像の編集で効力を発揮する。かえってベゼルが太い方が、現実の背景との境目が大きくなって、コンテンツに集中できそうな気がするが、実際は逆で、ベゼルが狭い方が、不思議とコンテンツが前に浮かび上がってくるように感じられるのだ。

 感じ方に個人差はあるかもしれないが、この感覚はパソコンを長年使っていればいるほど新鮮に感じられると思われ、久しぶりにモバイルを買い替えたり、買い足したりする予定のあるユーザーには特にオススメしたい製品である。

シリアルを隠すほどのデザインへのこだわり

アルミ合金とカーボンによる極めて剛性の高いボディー

 これも前世代モデルと共通の特徴となるが、アルミ合金とカーボンによる極めて剛性の高いボディーもXPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネルの特徴だ。具体的にはトップカバーとボトムカバーがアルミ合金で、パームレストにカーボンファイバーを採用。キーボードとベゼルのみが樹脂製で、筐体の大部分は高剛性の素材で構成されている。また、アルミ合金は鋳造でなく、ブロックから削り出している。

 このため、手に持った際や、打鍵時のたわみがほとんどなく、質感は同価格帯のノートの中でもトップレベルに高い。また、ボトムカバーのシリアルを隠すためにわざわざ折りたたみ式のプレートもそなえているほど、細部のデザインにも気を配っており、素材の選定もふくめたこれらのこだわりが、XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル魅力的なノートに仕上げている。

 ノートパソコンの重要な基本性能であるキーボードの使い勝手もいい。キーピッチは19mmと、広めにとってあり、キーストロークも1.8mmと、薄型のノートとしては深めに確保している。打鍵感はどちらかというと軽めのチューニング。よほど特定のキーボードや打鍵感にこだわりがなければ、不満を覚えることはないはずだ。

打鍵感は軽めのチューニング

 ひとつ気になるのは、エンター、バックスペース、右側のシフトが、広いキーピッチを確保するためか、狭いスペースに詰め込んだような配置になっている点。数日使用すれば慣れる範囲とは感じられるが、やはり少々独特の使用感になるため、キーボード配列は事前にチェックしてほしいポイントだ。

Photoshopも快適!

 Kaby Lake RefreshのCore i7-8550Uの実使用時の実力を測るため、普段使っているソフトウェアの中で、比較的プロセッサーへの負荷が高いアドビの「Photoshop CC」を立ち上げて編集作業をしてみた。

 Photoshop自体も、ここ数世代で積極的な高効率化が図られ、より多くのパソコンでももたつきなく動作するようになっているが、Core i7-8550Uを搭載する本機なら、ストレスはほぼゼロといって差し支えないと感じた。

 XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネルはディスクリートのビデオチップを搭載していないが、体感的には、1世代前のMacBookなどハイスペック機と同等かそれ以上の処理速度で動作しているように感じる。

 OSも異なるため単純な比較はできないが、色調補正やトリミングといった作業だけでなく、レイヤーを5~6枚ほど開いた状態で、一番上のレイヤーに全選択→画像全体を歪ませたり、フィルター機能を用いるなどの作業、また透過の%を変更する場合も、つっかかりなく、リアルタイムにレンダリングできている。

フィルターをかけるなどの作業も軽い画像を大きく歪ませる処理は、高解像度の画像になると、処理性能の低いPCでは詰まることがある。XPS 13 プラチナならほとんどノーストレス

マルチに使える高品位モデル

 XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル、テキストを扱う作業をメインとしつつ、解像度の高い画像の編集も行なうことがあり、さらに屋外に持ち出すことがたびたびあるという仕事のスタイルにも十分に対応できるモデルだと感じた。

 XPS 13自体が、リニューアルして狭ベゼルデザインになってから高い評価を集めているが、パソコンの基本性能である処理能力をつかさどるプロセッサーがCore i7-8550Uになったことで、より高いポテンシャルを持った製品に進化したといえるだろう。

 気になる点といえば、やはりエンター、バックスペース、右側のシフトの小ささだ。使用感に大きく影響する部分のため、可能なら実機を触ってみることをオススメする。

XPS 13の主なスペック
機種名 XPS 13 プレミアム XPS 13 プラチナ XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル
CPU Core i5-8250U(1.6GHz) Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット) 13.3型(3200×1800ドット)、タッチ対応
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)/Bluetooth
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 3.1(Type-C、Thunderbolt 3対応)端子、ヘッドセットジャック、SDカードスロットなど
サイズ/重量 およそ幅304×奥行200×高さ9~15mm/約1.29kg
OS Windows 10 Home(64bit)

カテゴリートップへ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー