最近のXperiaシリーズには「いたわり充電」という機能が搭載されています。これはユーザーの利用状況を自動で把握して、バッテリーの劣化を防いでくれる機能。具体的には充電ケーブルに接続している時間と、それを取り外して使い始める時間を検知し学習。充電ケーブルを取り外し時刻にあわせて満充電にしてくれます。もし使い始める時間前に満充電になりそうなときは、電源の供給をストップするというもの。
スマートフォンに使われている一般的なバッテリーは充電し続ける時間が長いとそれだけ劣化してしまうので、自動で給電時間を調整してくれるのはうれしい機能です。
ただしユーザーの利用状況を把握するとはいえ、突発的な行動には対応できません。たとえば早起きして出かけるといった状況になったとき、ケーブルから外すと満充電になっていないというケースもあります。
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いたわり充電の欠点は使い始めが満充電になっていないことがあること |
そこでバッテリーの寿命は気にしないから満充電にして欲しいというユーザーや、翌朝早出なので朝起きたときに満充電にしておきたいという場合は、「いたわり充電」をオフにしておきましょう。
設定方法は設定から「バッテリー」→「いたわり充電」へとアクセスします。
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設定の「バッテリー」をタップ | 画面をスクロールさせて最下部にある「いたわり充電」を選ぶ |
あとはいたわり充電のボタンをタップしてオフにすればオーケー。これでいわたり充電機能が無効になるので給電コントロールは行なわれずバッテリーはフルになるまで充電されます。
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いたわり充電のボタンをオフにすれば無効にできる |
いわたり充電は現状で充電完了時間などを指定できないため、生活リズムが不定期の人にはやや使いにくい機能ですが、アラームを設定をした場合、アラームを考慮して充電完了時刻を調節してくれます。
それでも生活リズムが一定の人には、バッテリーの劣化を防いでくれる効果があります。自分の生活リズムに合わせて、いたわり充電機能をオンかオフにするかを決めましょう。
※初掲出時、事実と違った表記がありました。訂正してお詫びいたします。
※Xperia XZ Premium SO-04J/Android 7.1.1で検証しました。

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